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2006年10月22日

3冠の難しさ メイショウサムソン

メイショウサムソン残念でした。調子もよさそうだったし、血統的にも長距離は向いていそうということで、かなり可能性は高いのではと思っていたので・・・。敗因はよくわかりませんが、直線でまったく伸びなかったのは、気持ちの問題なんでしょうか。

ただしネオユニヴァースの時にも感じたのですが、もしかして3冠馬になるかもしれないけど、過去の3冠馬に比べると、ちょっとスケールが小さいかなと。
個人的には3冠馬誕生はナリタブライアンとディープインパクトしか体験してはいませんが、どちらもダービーの前から3冠馬の声がかなりありました。しかしネオユニヴァースもメイショウサムソンも、皐月賞を勝った時点では3冠という声は、ほとんどなかったと思います。
やはり、格というようなものが、必要なんでしょう。それだけ3冠馬の重みは大変なものなんだと思います。

最近の2冠馬というと、ネオユニヴァース、エアシャカール、セイウンスカイ、サニーブライアンなど、残念ながら古馬になってから活躍していない馬が多いですね。菊花賞で負けたからといって、春2冠の価値が色あせるものではないので、古馬になってからの活躍をぜひ期待したいと思います。

2006年10月09日

東京競馬場の新ターフビジョンの感想

いよいよ3番目のスタンドも立ち上がり、来年春のグランドオープンに向けて、着々と工事が進んでいます。
そんな中、この開催から新しい正門と新ターフビジョンがお目見えしました。
新ターフビジョンは9月から運用開始していましたが、他場の中継は今までどおりの大きさだったので、フルに使っての放映は10/7が初めてでした。

大きさはもちろん、その美しさには驚かされます。PRのために、今年の日本ダービーを素材にしたビデオを時々流すのですが、その迫力と高精細な画面には圧倒されます。横に長いので、全体の展開もよくわかり、今までのような、応援している馬がどうなっているのか見えないというストレスも、ほとんどないと思います。
そして最後にゴールシーンを前から撮った映像になるのですが、まさに画面から飛び出してくるような感覚を覚えます。さすが世界一の大きさを誇るだけのことはあります。

これから天皇賞(秋)やJCダート,JCなど、東京では楽しみなレースがたくさんあります。ぜひ生でその迫力を味わってみたいと思います。

毎日王冠&京都大賞典から見る今後

毎日王冠は全馬が重賞勝ち馬と、比較的豪華なメンバーで行われ、東京はどうかと心配されたダイワメジャーが、いったん交わされながらも差し返して優勝しました。

パドックではやる気をまったく見せず、どうなることかと心配したのですが、直線でダンスインザムードに並ばれて、ようやく本気を出したようです。今までの東京のレースぶりは、好位から伸びずに後続に交わされるパターンが多かったので、少し成長した感じはあります。
ただし先行有利の開幕週であったことと、器用な脚がないためにもまれ弱い点などを考えると、万全という感じではないと思います。
ダンスインザムードも牡馬相手だと末の甘さが気になります。
変わり身が期待できそうなのは、堅実で最後もよく伸びてきたマルカシェンク、2走目は走るアサクサデンエンあたりでしょうか。以上の4頭が注目です。

京都大賞典は、意外なスローペースとなり、2500m戦並の時計で終わりました。結果論ですが、インティライミあたりはもっと積極的にレースを作ったほうがよかったかもしれません。

その中でスイープトウショウの強さは光りました。上がりの勝負になったのもよかったのでしょう。またメンバーが毎日王冠に比べてかなり落ちるのも、恵まれたと思います。
こちらからは、正直いってスイープトウショウ以外にG1で好走できそうな馬はいなさそうです。

というところに、ディープインパクトが着地検疫を東京競馬場で行うというニュースが入ってきました。なんとJCか有馬というローテーションを変えて、天皇賞(秋)への出走を考えているとか。
海外帰りということで不安もありますが、出てくるとすれば体調には問題はないということでしょうから、当然重視する必要があります。
正直いって古馬の層は薄いので、まとめてやられてしまう可能性は大ですね。

2006年10月03日

なぜディープインパクトは負けたのか?

ディープインパクト残念でした。
直線でシロッコをかわして先頭に立ったところまでは良かったのですが、そのあと伸びなかったのが誤算でした。追い比べでは明らかに外のレイルリンクの方が手ごたえがよかったし、かわされたときには馬が引いてしまったように見えました。
いつもだったらまっすぐ伸びるのに、最後はやや内にささっていたし、いっぱいになったディープを見るのは、ある意味ショックでした。

野村監督いわく、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」ということなので、やはり何らかの敗因があったと思います。ちょっと考えてみました。
1.斤量が重かった
2.馬場があわなかった
3.3.5ヶ月の休み明け
4.初めて先行する競馬をした
5.体調がいまいちor調整ミス
6.単純に力が足りなかった

1.斤量が重かった
これはマスコミでも一番多く敗因にあげられており、過去10年で56kgの3歳馬が8勝ということからも、説得力があります。確かに440kg台の体で、59.5kgを背負うのは厳しいでしょう。ただし、58kgを背負った牝馬のプライドにもかわされたのは、納得いきません。
プライドの方が馬格もあるので、斤量がこたえなかったということかもしれませんが。

2.馬場があわなかった
追い出していつもの伸びが見られなかったので、その可能性はあります。慣れない長い芝とやわらかい馬場に、とまどったということでしょうか。勝ちタイムもずいぶん遅いので驚きましたが、その後訂正されました。

3.3.5ヶ月の休み明け
今まで3ヶ月以上の休み明けは、昨年の神戸新聞杯のみですが、このときは楽勝しています。ただしヨーロッパの名馬が集まる舞台で、しかも相手はほとんど9月に使ってきているので、不利であることは間違いないでしょう。

4.初めて先行する競馬をした
後ろから来た馬に負けているので、結果論からいえば、いつものように後ろからいったほうがよかったかもしれません。ただしハリケーンランが前が開かず負けたように、包まれる可能性も高かったし、ペースも遅かったので、個人的にはこれは無いような気がします。

5.体調がいまいちor調整ミス
これは、わかりません。パドックを見る限りはいつもどおりだったし、調教も追いきりもしっかりやっていたようなので、問題はなかったのではと思います。

6.単純に力が足りなかった
少なくとも、世界最強と言われるハリケーンランとシロッコには先着しているので、力が劣っていたということは無いでしょう。

真実はわかりませんが、個人的には2,3が主で、1の慣れない斤量がひびいたのも重なったのではと思っています。でも最後もくらいついて、必死に離されないようにがんばっていたし、力があるところは見せたと思います。
ただ結果的にハリケーンランもシロッコも凡走したので、勝つチャンスは十分あったということで、とても残念です。次またこんなに強い日本馬が凱旋門賞に挑戦するのは、いつになるでしょう。
ぜひ今回の反省も生かして、次こそは勝って欲しいと思います。

2006年10月01日

スプリンターズSの反省

テイクオーバーターゲットは、自らハイペースを作って、直線突き放す強い勝ち方でした。上がりはかかっていますが、他の馬も脚を使わされたということでしょう。
前走で日本の馬場への適性を示し、しかも調教も軽かった前走とは一変して、きっちり追いきりも行ったということで、上がり目も十分見込めました。その意味では本命にしたのは正解でした。

そのセントウルSを初めとする平坦小回りの1200mと、スプリンターズSの中山1200mはまったく特性が違うというのはわかっていましたが、夏に活躍した馬たちがほとんど見せ場すらなかったのは、軽いショックではありました。まあ今年は日本馬のレベルが低かったということなんでしょうか。

そんな中で、メイショウボーラーにはやられました。中山は得意で、しかもうまく先行できればしぶといのはわかっていましたが、どうも最近のダート馬の印象が強く、つい軽視してしまいました。
あと、騎手の腕というのもあるかもしれません。G1ジョッキーは何人もいましたが、毎年勝つような騎手となると、福永騎手とせいぜい池添騎手ぐらいでしょうか。(関東の騎手は不利ですが)
そのあたり、ちょっと気にはなったのですがね・・・。