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2007年05月27日

64年ぶりの牝馬によるダービー制覇

あんなに強いとは思いませんでした。大変失礼しましたという感じです。
オークスの時計がかなり優秀(オークスレコード)だったり、NHKマイルCを牝馬が制したりと、そこそこのところには来るだろうとは思っていましたが、突き抜けて3馬身差をつけるとは・・・。

先行した馬が2,4着に残るなか、後方から上がり33.0という究極の脚を使っての完勝でした。チューリップ賞のパフォーマンスも見事でしたが、東京の2400mで牡馬相手にこの完勝劇ということで、将来への夢が広がります。凱旋門賞にも登録しているとのことですが、ぜひ無事にいって、その力を見せつけて欲しいと思います。昨年も牝馬が2着にきたように、凱旋門賞は意外と牝馬の活躍が多いので、結構いいレースをしてくれるかもしれません。ちょっと気が早いですが、期待したいものです。

それにしても、牡馬勢は情けないですね。特に人気のフサイチホウオーは、見せ場もなく7着に惨敗。関係者のショックも大きいでしょう。1.6倍を裏切ってしまったので。
スタート前にかなりテンションが上がっているのがターフビジョンに映し出されて、騒然となったのですが、向こう正面では掛かって同じように上がっていったヴィクトリーの後ろまでいってしまい、直線追い出されてもいつもの反応がなく、最後は内によれてしまいました。
中間の調教もあまりよくないと伝えられ、最終追いきりでなんとか形をつけたものの、やはり本調子ではなかったのでしょうか。好調なら、せめて見せ場ぐらいは作れる馬だと思うので、とても残念です。
ヴィクトリーはスタートで挟まれて後方になり、途中掛かり気味に4番手まで押し上げるちぐはぐな競馬。直線に向いたときには、余力が残っていなかったようです。気性が難しいので、コンスタントに力を発揮するには、もっと気持ちの成長が必要なのかもしれません。

その中でがんばったのが、アサクサキングス。NHKマイルCでは期待して買ったのに、内で包まれて惨敗。今回はとても買えなかったのですが、福永Jの好騎乗で、2着を確保しました。
しかし福永Jは先週のオークスといい、その馬の持ち味を最大限に生かす騎乗で、好結果を出していますね。

来週の安田記念で、東京の5週連続G1もラストです。荒れたレースが多く、あまり予想通りにはいっていませんが、安田記念が固く収まるわけがないという前提で、穴馬を探したいと思います。

2007年05月20日

展開を読むのはなかなか難しいです ~オークス

アマノチェリーランあたりが逃げても、後続は距離を考えてあまり追いかけず、スローになると読んでいました。そのため追い込み脚質の馬が多いので、先行馬有利なペースになると思い、ベッラレイアはちょっと軽視という結論になったのですが・・・。

逃げたのがスマートストームというのはまだよいとしても、1000m通過が59.1秒と予想以上に早いペースになり、しかもカタマチボタンやザレマなどがそれを追いかけてしまい、さらに後ろにいるはずのベッラレイヤがその後ろの好位にいるということで、完全に展開予想は崩れてしまいました。

ベッラレイアは前にいた馬の中ではかなりがんばっており、ハナ差2着と力のあるところを示しました。でも結果論ですが、もう少し後ろにいて末脚を生かす展開になれば、あるいは勝っていた可能性も十分あると思います。ザレマをマークせざるを得なかったので、早仕掛けの批判は当たらないと思いますが、後ろの馬に有利な流れになってしまったのは確かでしょう。

ローブデコルテはマークはしていたものの、やはり紅梅S勝ちがひっかかりました。しかし福永Jはオークス強いですねえ。やはり勢いのある人には乗るべきだと、つくづく感じました。

さて次はいよいよダービーです。オークスが2.25.3と好タイムの決着となったので、ウオッカもそのタイムで走れる可能性が十分あるということで、あまり軽視はできないかもしれません。
牝馬がダービーを勝ったら、すごい事件ですよねえ。

2007年05月13日

荒れるG1は馬場のせい?【ヴィクトリアマイル】

またまたG1(Jpn1)は大荒れに終わりました。今週こそカワカミプリンセスがなんとかしてくれると思ったのですが・・・。

午前中から芝のレースは比較的外を通る馬が多かったのですが、ヴィクトリアマイルは極端でした。逃げたアサヒライジングが馬場の中央に持ち出すと、後続はみなそれより外にいったので、結果として後方の馬は前がふさがれ、カワカミプリンセスのように行き場を探して右往左往する状況になってしまいました。
その中で内をついたのが、勝ったコイウタと6着のディアデラノビア。内といってもアサヒライジングのすこし内目ぐらいで、ラチからはかなり離れていましたが・・・。
前のレースで、松岡Jはただ1頭内ラチぞいをついたりしていたのですが、どこがどれぐらい伸びるか試していたのかもしれません。人気薄ということもあり、内の経済コースをとって、それがはまったということでしょうか。
全18頭中、12頭が上がり32~33秒台という明らかなスローペースで、好位から少しでも短い距離を走れたのは、やはり得になったと思います。裏返せば、あまり力差がなかったということでしょう。

カワカミプリンセスは、武幸Jに迷いがあったのが、最大の敗因ではないでしょうか。外に出して前がつまりそうになると内に進路を変え、再度外に持ち出したことで、かなりのロスがありました。ただ勝ち馬が33.4で上がっているので、たとえ前が空いていたとしても、差しきるのは不可能だったでしょう。
しかし同じような位置にいたジョリーダンスが、上がり32.9で4着とアタマ差の5着まできているので、乗り方次第では4着ぐらいはあったと思います。G1で人気馬に乗る厳しさを、痛いほど味わったのではないでしょうか。

オークス,ダービーのある1開催を残して、今の馬場状態はとても不安に感じます。来週からはCコースで内から6mに柵を設けるので、少しは改善されると思いますが・・・。
全馬が外を回るダービーは見たくないですね。

2007年05月06日

今年のG1は荒れっぱなしですね・・・NHKマイルC

いやー、驚きました。よりによってピンクカメオが飛んでくるとは。しかも3着は最低人気のムラマサノヨートー。
中心馬不在で荒れるかもとは思っていましたが、ここまでとは・・・。なんかまじめに予想する気が失せてしまいます。
中心馬が不在だった理由として、(1)クラシックからの転戦組がみな5着以下に負けていた (2)トライアルのNZトロフィーが人気薄同士で決着 (3)実績馬が休み明け などがあげられると思います。結果として1番人気が5.5倍で、10倍以下が5頭もいるという大混戦になってしまいました。
レースもやや重の割には早い展開となり、直線に入ると次々に先頭が入れ替わる大混戦。その中でローレルゲレイロはよく踏ん張りましたが、最後は外の馬場のよいところを一気に差してきたピンクカメオに交わされてしまいました。

ピンクカメオは、昨年のくるみ賞を勝ったときに勝ちっぷりが印象に残り、阪神JF、桜花賞と追いかけたのですが結果が出ず、さすがに牡馬相手では厳しいかと無印にしてしまいました。しかし関西で走るときと関東で走るときは別馬のようですね。
桜花賞では輸送を考慮して栗東に滞在したのに結果が出ず、今回あんなに鮮やかに勝つとは。金子オーナーや国枝師をはじめ、関係者が一番驚いたのではないでしょうか。

実は今日パドックを見て途方にくれてしまったのです。狙おうと思っていた馬が、軒並みよく見えない。ローレルゲレイロはいつもあまりよく見せないので仕方ないのですが、オースミダイドウはチャカついていかにも危ないし、ダイレクトキャッチも迫力が感じられず、アサクサキングスやマイネルシーガルもぴんときません。
よく見えたのはシベリアンバード(4着にきました)やゴールドアグリなどの人気薄ばかりで、さすがに買う気にはなりません。こういうときは、素直に見送るべきだったのかもしれませんが。

今年6戦G1(Jpn1含む)が終わりましたが、うち4戦が馬連万馬券と荒れまくってます。3歳牝馬を除いてどの路線も中心馬不在ということが背景にあると思いますが、あまり荒れすぎるのも、正直つらい面があります。
幸いヴィクトリアマイルはカワカミプリンセス、オークスはダイワスカーレット、ダービーはフサイチホウオーと信頼できそうな馬がいるので、ヒモ荒れぐらいを期待して、立てなおしを図りたいと思います。