ジンクスが多いG1? ~ヴィクトリアマイル

今年のヴィクトリアMは、大方の予想を裏切って、11番人気のヴィルシーナが逃げ切って連覇を達成するという結果になりました。

このヴィクトリアMは今年で9回目と歴史の浅いG1ですが、その中でいろいろなジンクスがささやかれるようになりました。その中の1つ「連覇がない」というのがあったのですが、今回あっさりと覆されました。これはウオッカ、ブエナビスタ、アパパネなどの名牝でさえ成し遂げられなかったので、結構続くのではないかと思っていたのですが、意外な形で終わりました。
しかし、新たなジンクスが生まれたようにも思います。では、気づいたものをいくつかあげてみましょう。

1.6歳以上の連対なし
9回目の今年を含めて、のべ31頭の6歳以上の馬が挑戦しましたが、6歳馬2頭の3着が最高で、いまだに連対した馬はいません。ほとんどは人気薄だったのは事実ですが、1桁人気に支持された馬は、今年のホエールキャプチャを含めて9頭います。
そのうち特に人気が高かったのは、2007年のスイープトウショウ(6歳、2番人気)、ジョリーダンス(6歳、5番人気)、2009年のカワカミプリンセス(6歳、2番人気)、2012年のフミノイマージン(6歳、5番人気)、そして今年のホエールキャプチャ(6歳、2番人気)です。しかしこの中で最高着順は、今年のホエールキャプチャの4着。
このメンバーを見ると、やはり偶然ではなくジンクスと言えるのではないでしょうか。

2.前走1着馬の連対は稀
今年も含めて9回の連対馬のべ18頭の前走着順を見ると、1着だった馬は2008年の1着馬エイジアンウインズ(阪神牝S 1着)と2009年の2着馬ブラボーデイジー(福島牝S 1着)のわずか2頭。他のG1レースを調べてはいませんが、これは極端に少ないのではないかと思います。

3.「牝馬は格でなく調子」は通じない
これは2.と相通じるものですが、昨年のホエールキャプチャ、今年のヴィルシーナと、前年勝ったのを最後にずっと不調が続いていた馬が、このレースで劇的に復活するシーンを見ると、このレースに限っては「牝馬は調子よりも格」と言いたくなります。それは今年2着のメイショウマンボにも言えるかもしれません。

4.前走は3月以降に出走が必須
これは3着までに広げても過去9回の全馬にあてはまり、前走が2月以前の馬は1頭も3着以内にきたことがありません。
今年のホエールキャプチャは、1,2に続いてこのジンクスにも当てはまってしまい、いわば三重苦という感じでした。その中で4着にきたのは、立派だったと言えるかもしれません。

これらのジンクスについて、それなりに理由をつけることは可能かもしれません。しかし実績のある強い馬も逆らえなかった事実を見ると、理由はともかく信じるしかないのかもしれません。
とりあえず馬券検討に大いに参考になるジンクスでもあるので、来年はこれを全面的に援用すると、意外と高額配当にありつける可能性もあります。
とはいえ、連覇がないというジンクスのように、あっけなく終わるものもあるかもしれませんが。

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