やはりG1制覇は難しい ~マイルCS

藤岡佑Jは今度こそG1制覇を期待されましたが、またもや2着。これで4回目のG1 2着になります。
先週時点の関西リーディングジョッキーベスト10の中で、JRAのG1を勝っていないのはわずかに3人。今年の藤岡佑Jは好調で、幸、四位、池添などのG1騎手を上回っているので、そろそろ勝ってもいいのではと思っていたのですが・・・。
これでスーパーホーネットでは2回G1で1番人気になりながら勝てなかったので、さぞかし悔しい思いをしているでしょう。

スタートはエイシンドーバーと並んですごくよかったのですが、向こう正面ですっと後ろに下がり、なんと後方から3番目ぐらいで4コーナー手前まで行きました。もともと末脚を活かすタイプですが、毎日王冠では5番手を追走し、今回も行く馬がいなければハナでもいいと言っていたので、ちょっと下げすぎではないかと心配したのですが・・・。
ペースも600m34.4と平均レベルで、追い込み向きとはいえません。
片や勝ったブルーメンブラットは中団から直線は内を突き、ローレルゲレイロが抜けたあとを通って、抜け出しました。上がりは2頭とも33.9なので、結果的には位置取りとコース取りが明暗を分けました。枠順が影響したともいえるでしょう。

馬に実力があったとしても、必ずしも勝てるとは限らないのがG1ですが、運がないで済ませるのは酷ですね。藤岡佑Jも、いずれ遠からずG1を勝つ日がくると思いますが、この悔しさを忘れずに、がんばってほしいと思います。

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