上村騎手&スリープレスナイト おめでとうございます!

スプリンターズSのスリープレスナイト本当に強かったです。そして上村J初G1制覇おめでとうございます。
スリープレスナイトは、掲示板をはずしたことがないという安定した成績と、前走の北九州記念の余裕をもった勝ち方から本命視していましたが、あんなに強い勝ち方をするとは、恐れ入りました。昨年2着のサンアディユもかなり強く、良馬場なら差しきっていたと思いますが、それ以上の強さではないかと思います。今後どこまで強くなるか楽しみです。

そして上村J。今年のCBC賞が10年ぶりの重賞制覇というのも驚きでしたが、よくくさらずにがんばり、また調教師も乗せてあげたと思います。上村Jといえば、ナリタブライアンが勝った94年のダービーで、2番人気で6着にやぶれたナムラコクオーをまず思い出します。パドックで見たときも、緊張して雰囲気に飲まれている感じで、ちょっと無理かなと思いました。
そしてサイレンススズカの主戦騎手として、デビューから神戸新聞杯まで手綱をとったこと。2戦目の弥生賞ではゲートをくぐってしまい、ダービーは先行して大敗。神戸新聞杯は2着に粘ったものの、そのあとは乗り変わられてしまいました。
その後目の手術をするなどして、なかなか勝ち星も伸びなかったようですが、17年目にしてようやくG1ジョッキーの仲間入りをしました。
後藤Jと抱き合って泣いていたのも、感動的でした。後藤Jも初G1制覇の時は号泣していましたので、その気持ちがよくわかったのでしょう。

後藤Jの本にも、競馬学校では上村Jが一番上手かったと書いてありましたが、今では後藤Jのほうが倍以上の勝ち鞍をあげて、かなり差が開いてしまいました。今後はその差を少しでも詰めるべく、ぜひ上村Jにもがんばってほしいと思います。

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