オークス上位3頭の共通点とは

桜花賞ほどではないにしても、オークスも大荒れで終わりました。今年の牝馬クラシックは混戦と言われていましたが、終わってみると、なるほどとても難解でした。
しかしよく考えてみると、今日のオークスの上位3頭には、とてもシンプルな共通点がありました。それは、G1(Jpn1)で連対経験があったこと。
トールポピーは阪神JFの1着馬だし、エフティマイア,レジネッタは桜花賞の2着、1着馬です。阪神JFで2着のレーヴダムールは出走しておらず、またNHKマイルCの連対はいずれも牡馬だったので、18頭中G1での連対経験を持っていたのは、この3頭しかいなかったわけです。
これに気づいて3連複を買えば、なんと1点で61,600円を当てることができたのです。
もちろん実際は、たとえ気づいたとしても、100円ですら投資する気になったかどうかは疑問ですが。

今日荒れた原因は、まずは2着のエフティマイアの激走にあるでしょう。桜花賞とオークスは意外に連動することは、以前から割りと知られていますが、さすがにエフティマイアの桜花賞は内を上手く回っただけで、血統的にも2400mは長いだろうと、フロック視されたわけです。
ただしよくよく桜花賞を振り返ってみると、確かに上がりはソーマジックやリトルアマポーラに大きく劣るものの、中団から長く脚を使っており、最後も切れ味でレジネッタに負けただけで、決してばててはいません。
またフジキセキ産駒はマイラーのイメージが強いですが、ドリームパスポートのように菊花賞やJCで2着に来る馬もいて、一概には決められません。それに昨年コジーン産駒のローブデコルテが勝っているように、この時期の3歳牝馬は、あまり距離適性を気にする必要はないような気がします。

さて来週はダービーです。この結果を当てはめてみると、登録馬のうちG1連対経験があるのは4頭だけ。どの馬が1番人気になるのかさえわからない混戦ですが、この4頭で決まると意外とつくかもしれません。特に朝日杯2着のあの馬が来ると・・・。
また1週間悩んでみたいと思います。

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