トレンドは高齢馬? ~フェブラリーS

過去9年間4,5歳馬しか勝っていなかったフェブラリーSですが、9年ぶりに6歳馬の勝利で終わりました。まあヴァーミリアンは昨年の最優秀ダート馬なので、もちろん異存は無いですが、ブルーコンコルドはちょっと驚きました。昨年の南部杯を勝つなど、マイルは注意が必要かと思って、少し押さえたのですが、最後の末脚は見事でした。
過去10年の連対馬20頭中、6歳以上は4頭しかいないという、若い馬が強いG1で、6歳-8歳-6歳で決まり、しかも8着までに4歳馬が1頭いるだけという高齢馬のオンパレード。5歳馬が1頭も出ていないという事情があるにせよ、逆世代交代の様相です。

たしかに小倉大賞典を10歳のアサカディフィートが制したり、ダイヤモンドSを7歳馬のアドマイヤモナークが勝つなど、なんとなく年取った馬が活躍している感じはしていたのですが、つい今までの傾向に流されて、4歳のロングプライドなどを重視したりしてしまいました。
悲願の中央G1制覇は、またしてもなりませんでしたが、ブルーコンコルドにはもう少しがんばってもらいたいなと思います。
あと、国内敵なしのヴァーミリアンには、ぜひドバイで好成績を期待したいと思います。スピードと持久力が要求される厳しいレースですが、今回のレースでスピードもあることが証明できたので、いい勝負になるのではと思うのですが。

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