高松宮記念 ペールギュントは買えたか?

拙稿にいただいたトラックバックで、ペールギュントを指名した予想を見かけないという記事を読んだあと、なんとペールギュント本命という予想を見つけました。
4/2以降は消えてしまいますが・・・。
http://www.fujitvcs.jp/keibayosoutv/index.html

以前無料で見られたころはよく見ていた、競馬予想TVの亀谷氏です。ペールギュントは短距離指向ということを見抜いたとか。見事に帯封ゲットとのこと。おめでとうございます。

ペールギュントといえば、デイリー杯とシンザン記念を制し、朝日杯,NHKマイルCでは1番人気になった馬です。それだけの実績馬も、その後は鳴かず飛ばずで、昨年秋に芝2000mのオープン特別で久々勝利をあげたものの、今年になってからは2桁着順が続き、初の芝1200mに一縷の望みをかけて出走してきたというところでしょうか。
買えるとしたら、唯一血統論者だけでしょう。亀谷氏も一応血統に重きを置いていて、わかったようなわからないような理論で、買う馬を決めてきます。

たしかに父SSは高松宮記念は強い(今年は1,2,5着)し、母ツィンクルブライドは桜花賞でオグリローマンのハナ差2着だった馬です。ここで走っても、決して不思議はありません。ただ最近の成績を見てしまうと、基本的には買えません。

今回好走の要因は、直線勝負に徹して、外の馬場のよいところを伸びてきたことにあると思います。これは4着のヴィーナスラインも同様ですね。スズカフェニックスより内を通った馬は、5着以下に敗退しています。要するに、人気薄の気楽さから定評のある末脚を生かして一発勝負を狙い、それがはまった結果といえるでしょう。これは血統とは違うと、個人的には思いますが。

そういえば去年のスプリンターズSは、3着に超人気薄のタガノバスティーユが入って、3連単は260万円超えの大荒れになりました。この馬も人気薄の気楽さで内をついて、好走してしまったくちです。
馬場の悪い高松宮記念は大外一気の人気薄、馬場のよいスプリンターズSは内をつく人気薄。キーワードは3歳短距離重賞の覇者という感じでしょうか。
9月まで覚えておきましょう。

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