阪急杯は、1着同着

阪急杯は、関東の8歳馬プリサイスマシーンと、引退する湯浅師の管理馬エイシンドーバーの1着同着となりました。
重賞で1着同着というと、2002年の京成杯でヤマニンセラフィムとローマンエンパイアが同着になったレースを思い出します。あの年は東京での開催だったので見に行ったのですが、表彰式も口取りも2回やっていました。トロフィーや賞金を余分に出さなければいけないので、JRAは損だなと思ったのを覚えています。
今日のレースはいったん抜け出したエイシンドーバーに、プリサイスマシーンが徐々に迫り、さらに外からスズカフェニックスが並びかけたところがゴールという、きわどいものでした。判定写真を見ると、きれいに並んでいますね。
プリサイスマシーンは外に持ち出すときにややもたついたので、それがなければ差しきっていたでしょうから、エイシンドーバーは運があったといえるかもしれません。

しかし中山記念のローエングリンといい、プリサイスマシーンといい、8歳馬の活躍が目立った日でした。偶然にも今年の8歳馬は2002年にクラシックを戦っており、(地)のプリサイスマシーンはまだ中央入りしていませんでしたが、ローエングリンはスプリングSでタニノギムレットの6着のあと、東京の駒草賞を勝ち、秋には岡部騎手騎乗で菊花賞にも出ていました。(買って大敗した記憶があります)

引退する調教師の馬や騎手が出ていて、いろいろな思惑が飛び交っていましたが、去年の阪急杯のようなサプライズではなく、ちょっと変わった驚きでした。いろいろあって、競馬っておもしろいなあと素直に思います。

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