カワカミプリンセスの降着

G1の1位入線馬の降着としては、1991年の天皇賞(秋)での、メジロマックイーン以来となります。
その後も1995年の日本ダービーでのタヤスツヨシなど、微妙な判定もあったのですが、今回はヤマニンシュクルの四位騎手は完全にバランスを崩しているし、まだ脚がなくなってはいないという判断だったのでしょう。G1で1位入線の馬、しかも1番人気を降着にするとかなりの影響があるので、正直判断に困ったのではと思いますが、あれでは仕方ないかなという気もします。
パトロールビデオを見ると、シェルズレイとアサヒライジングの間を、カワカミプリンセスとヤマニンシュクルが抜けようとしたときに、外のアサヒライジングが内に寄ってきて、前をふさがれそうになったカワカミプリンセスが、内に進路を取ったときに、ヤマニンシュクルの前をカットし、シェルズレイにぶつかっているように見えます。本田騎手も前の馬がふらついたので、避けようとした旨のことを言っているので、間違いないでしょう。
アサヒライジングがまっすぐに走っていれば、おそらく何の問題もなく抜けてきたでしょうから、故意ではないでしょうが、残念です。ただ進路がふさがるのも、競馬ではよくあることなので、仕方ないですね。

個人的には15-16の馬連は持っていたので、ショックは大きいです。
スイープトウショウからも何点か押さえましたが、3歳馬ではカワカミプリンセスに先着する馬はいない前提で、相手はカワカミプリンセスか古馬しか買わなかったので・・・。
ちょうど10年前のエリザベス女王杯で、2位に入線したヒシアマゾンが降着になって、馬券的には救われたのですが、今回はそのときの借りを何倍にもして返させられた気分です。

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