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2007年02月25日

阪急杯は、1着同着

阪急杯は、関東の8歳馬プリサイスマシーンと、引退する湯浅師の管理馬エイシンドーバーの1着同着となりました。
重賞で1着同着というと、2002年の京成杯でヤマニンセラフィムとローマンエンパイアが同着になったレースを思い出します。あの年は東京での開催だったので見に行ったのですが、表彰式も口取りも2回やっていました。トロフィーや賞金を余分に出さなければいけないので、JRAは損だなと思ったのを覚えています。
今日のレースはいったん抜け出したエイシンドーバーに、プリサイスマシーンが徐々に迫り、さらに外からスズカフェニックスが並びかけたところがゴールという、きわどいものでした。判定写真を見ると、きれいに並んでいますね。
プリサイスマシーンは外に持ち出すときにややもたついたので、それがなければ差しきっていたでしょうから、エイシンドーバーは運があったといえるかもしれません。

しかし中山記念のローエングリンといい、プリサイスマシーンといい、8歳馬の活躍が目立った日でした。偶然にも今年の8歳馬は2002年にクラシックを戦っており、(地)のプリサイスマシーンはまだ中央入りしていませんでしたが、ローエングリンはスプリングSでタニノギムレットの6着のあと、東京の駒草賞を勝ち、秋には岡部騎手騎乗で菊花賞にも出ていました。(買って大敗した記憶があります)

引退する調教師の馬や騎手が出ていて、いろいろな思惑が飛び交っていましたが、去年の阪急杯のようなサプライズではなく、ちょっと変わった驚きでした。いろいろあって、競馬っておもしろいなあと素直に思います。

2007年02月18日

3年連続はやっぱり難しい フェブラリーS

フェブラリーS、最終的にはシーキングザダイヤが1番人気になりました。
でも今回は、以下の理由で危ないなと思っていたので、あまり買いませんでした。(すっぱり切れないのが気弱なところですが)
1.3連覇が難しいように、同じく3年連続2着も難しい
2.前走の東京大賞典で、ブルーコンコルドに4馬身以上離され、しかもクーリンガーもかわせなかったのは、そろそろ力が落ちてきたのでは
3.去年は間に川崎記念を挟んだのに、今年は楽をさせて、どうも調教も足りないらしい
4.厩舎サイドも、シーキングザベストのほうがいいと、しきりに言っている

実は1の理由が、結構説得力があるのではと、個人的には思っています。今まで2連覇というのは結構ありましたが、3連覇はタップダンスシチーが金鯱賞で達成したぐらいで、あとはことごとく失敗しています。やはり3年間トップを続けるのは、それだけ難しいということなのでしょう。
いわんや最高峰のG1では、よっぽど力が抜けていない限り、無理なのではと思うのです。

それにしても、サンライズバッカスは見事でした。個人的には、長くいい脚を使うという特長を、うまく生かした安藤Jのファインプレーだと思います。平安Sで差された教訓を生かし、早めスパートで押し切りました。
ブルーコンコルドは、やはり左回りはスムーズさを欠くのでしょうか。もう少し前につけられれば、差せたかもしれません。幸Jもこれを生かして欲しいものです。

2007年02月11日

オーシャンエイプスの実力のほどは?

オーシャンエイプス残念でした。
冷静に考えれば、新馬の勝ちタイム1.49.8は、2着に8馬身差つけたとはいえ平凡だし、アサクサキングスの持ちタイムとの2.3秒差を詰められるのかという疑問はあったし、きさらぎ賞でキャリア1戦の馬の連対はないなど、データ的には厳しかったのは確かです。
さすがに単勝1.3倍は売れすぎだと思いましたが、武豊騎手が絶賛したこともあり、ポストディープインパクトの候補として、期待が沸騰したというのが現実でしょうか。

レースはアサクサキングスのスローの逃げを、3コーナーでオーシャンエイプスが積極的に動き、直線に入ったときは突き抜けるかと思いましたが、そのあとの動きは案外でした。
内のサムライタイガースと外のナムラマースに挟まれて、初めて経験する追い比べは、やはりキャリア1戦の馬には厳しかったようです。早々と2着争いからも脱落し、0.6秒差の4着でした。

新馬圧勝のあとに重賞に挑戦というと、1997年の弥生賞に出てきたサイレンススズカを思い出します。あの時は大川さんにけなされて、負けてしまうとそれ見たことかというようなことを言われていましたが、やはり上のクラスに行くほど経験が大事なのだと思います。
われわれはレースを見慣れていますが、オーシャンエイプスにとってみれば事実上初めての真剣勝負なわけで、他馬の気迫に圧倒されてしまっても仕方ないでしょう。

ただパドックで見た馬体の迫力とか、坂路調教でまっすぐ上がってきた今の時期の3歳馬とは思えないしっかりした走りを見ると、能力はあると思います。今後のことを考えると、2戦目はもう少し楽な相手と戦ったほうがよかったのでないでしょうか。
今回のダメージがどれぐらい残るかわかりませんが、いずれは重賞を勝てるぐらいの器だと思いますので、期待して見守りましょう。サイレンススズカだって、4才春に初めて重賞を勝って、そのあとG1まで連勝したわけですから。

余談ですが、3着に入ったサムライタイガースも、かなり大物感のある馬体をしていました。個人的には、上位2頭よりも、負けた2頭のほうが将来性はあるのではと思ってます。

2007年02月04日

今年の牡馬クラシックはフサイチホウオーで決まりか?

共同通信杯のフサイチホウオー、強かったですね。
馬体も雰囲気も大物感がありながら、気性的にはまだまだ幼さがあり、体も成長の余地を感じさせるので、もっと強くなりそうです。ナリタブライアンやディープインパクトのような、大差をつけて圧倒するような強さはないものの、シンザンのような(見てはいないですが)相手に合わせてきっちり勝つ、安定した強さがあります。

まだこれから、きさらぎ賞や弥生賞などがありますが、現時点ではクラシックの最有力候補といえるでしょう。ドリームジャーニーやナムラマースには直接勝っており、サンツェッペリンに勝ったニュービギニングも下したことで、理論上は敵なしの感じです。
ラジオNIKKEI杯で見せたもたれ癖が唯一の心配でしたが、今日はパトロールビデオを見てもまっすぐ走っていました。
あとは右回りでどうかということと、松田国師が皐月賞とダービーの間にNHKマイルCをはさむと言い出すことが心配ですが、それがなければ、2冠の可能性は十分あるでしょう。
無敗でいけば、かなりの話題となりそうです。

ただそれではおもしろくないので、皐月賞までに強い馬がでてくることを期待したいですね。
きさらぎ賞は、新馬を8馬身差で圧勝したオーシャンエイプスや、札幌2歳の1,2着馬(ナムラマース、アドマイヤヘッド)、百日草特別を好タイムで勝ったアサクサキングスなどが登録しているので、注目したいと思います。
牝馬もウオッカがエルフィンSを圧勝して、かなり有力ですね。