ジンクスは破られるために・・・ ~阪神ジュベナイルフィリーズ

今年の2歳牝馬は、例年になくレベルが高いと言われています。その根拠の一つが、牡馬混合の2歳重賞の多くを牝馬が制していること。
今年の2歳重賞を初めて牡馬が制したのは、11/9の京王杯2歳Sのカラダレジェンドで、2勝目が翌週の東スポ杯のイスラボニータ。この2頭がともに朝日杯を回避したので、なんと今年は牡馬の重賞勝ち馬が1頭もいない朝日杯になります(ファンタジーSを制した牝馬のベルカントは登録したので、重賞勝ち馬が1頭もいない事態は回避できそう)。

そのベルカントを除く2歳重賞勝ち馬がすべて顔をそろえた阪神JFですが、上位2頭はいずれも無敗の2戦2勝で重賞を制した、レッドリヴェールとハープスターがハナ差の接戦を演じました。ちなみに3着も2戦2勝のフォーエバーモア(ちょっと応援していたので残念!)でしたが、3戦3勝のホウライアキコは7着に敗れました。

さてこの阪神JFの有力なジンクスの1つが、「休み明けはこない」でした。過去10年の連対馬20頭で、10月以降に出走していなかったのは、2004年に2着にきたアンブロワーズ(函館2歳S1着以来)ただ1頭です。それもあって、新潟2歳S以来のハープスターも、札幌2歳S以来のレッドリヴェールも、ちょっと心配していたのですが、まさかその2頭で決まるとは・・・。
これで、来年からは絞り込むための条件としての「休み明け」は、使えないことになります。ただし、休み前が重賞1着ということにすれば使えますが。

こうやって毎年消せる条件(ジンクス)をいろいろ探して、少しでも馬券攻略に役立てようと思うのですが、数年は通用しても、必ず破られることになります。やはり、競馬に必勝法というのは、ないということなのでしょう。

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