ディープインパクト産駒の傾向? ~共同通信杯

共同通信杯は、3番人気のナカヤマナイトが内をうまく抜けて、クビ差でユニバーサルバンクを抑えて、重賞初制覇を飾りました。
負けたとはいえ、百日草特別もホープフルSもなかなかよい伸び脚を見せていたので、注目はしていたのですが・・・。残念ながらユニバーサルバンクとの組み合わせは、買えませんでした。

1番人気はラジオNIKKEI杯を鋭い末脚で制したダノンバラードでしたが、直線伸びずに、0.7秒差の9着に敗れました。ディープインパクト産駒は、どうしても人気過剰な傾向があるように思えるのですが、それにしても重賞で人気を裏切ることが多いような気がします。
今年になってからの重賞で、3番人気以内になったディープインパクト産駒の成績を見てみると。

◆シンザン記念
・ドナウブルー 1番人気 5着
◆フェアリーS
・ダンスファンタジア 1番人気 1着
・イングリッド 3番人気 14着
◆京成杯
・スマートロビン 1番人気 12着
◆きさらぎ賞
・トーセンラー 3番人気 1着
◆クイーンC
・ダンスファンタジア 1番人気 6着
◆共同通信杯
・ダノンバラード 1番人気 9着

6戦中5戦で1番人気になっているものの、勝ったのはフェアリーSのダンスファンタジアのみ。きさらぎ賞でトーセンラーが3番人気で勝っているものの、それ以外は2,3着すらなく、ことごとく人気を裏切っています。
これを見る限り、少なくとも1番人気に押されたディープインパクト産駒は、かなり信頼度が下がるといえるでしょう。国内では1度も連対をはずさなかった父とは、かなり対照的な成績です。
やはり人気過剰の面が多いのでしょう。サトノオーも一時1番人気になっていましたが、いくら新馬戦が強かったとはいえ、冷静に考えてみれば500万下で繰り上がって1着になった馬ですから。

しかし、あの飛ぶような末脚を期待してしまうのも仕方ないでしょう。ぜひこの望ましくない傾向を、打ち破ってくれるディープインパクト産駒の登場を期待したいものです。

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