ジョッキーマスターズ 楽しかったです

東京競馬場グランドオープンということで、いろいろな催し物がありましたが、目玉はなんといってもジョッキーマスターズでしょう。興味本位で見に行ってみたのですが、なかなか楽しかったです。
12R終了後、パドックを回る馬の中でインタビューと記念撮影があり、その後騎乗して2周したのですが、いつものパドックとは違って、ファンからの声援(もっぱら「落ちるなよ!」というものでしたが)とそれに応える騎手たちは、とてもほほえましいものでした。特に根本師は、ムチを回したり声援に応えたりと、サービス精神旺盛でしたね。

横山典J、後藤J、細江さんが先導した本馬場入場のあと、返し馬に入るわけですが、加藤師などは結構危なっかしくて心配になりました。やはり馬を抑えるというのは、結構体力がいるのでしょう。
ということで、ちょっと心配しながらレースが始まったわけですが、そろっと出てまず逃げたのは松永師。まだ若いし1年ちょっと前までは乗っていたので、まったく危なげなし。時々後ろを振り返って、余裕の逃げです。つい数ヶ月前まで乗っていた本田師が2番手と、やはり前に行くのは若手でした。
しかし4コーナー手前で見せ場を作ったのは根本師。ぐんぐんと上がってきたものの、4コーナーは外に膨れて、その余韻でなんと斜行して、的場師は大きな不利を受けてしまいました。
直線抜け出したのは河内師で大声援の中1着。本田師はやや抑え気味(インタビューによれば空気を読んだとか)で2着まで。
一番声援の多かった岡部さんは、最後ムチを入れて結構本気で追っていましたが、加藤師をハナ差とらえられず5着。

安全第一で乗っていたのでしょうが、やはり最後はちょっと本気が入ったかなという感じです。さすがに一線で活躍した騎手ばかりなので、いざとなると勝負根性に火がつくのでしょう。
しかし最終レース終了後だというのに、予想以上に多くの人が残っていて驚きました。へたな重賞よりも多かったのではないでしょうか。こういう楽しめる催し物はいいですね。騎手によるチャリティーの催しもいいですが、やはりレースをやると盛り上がります。

第1回とのことなので、来年以降もやることを考えているのだとと思いますが、まずは成功してJRAもほっとしているのではないでしょうか。元騎手の方も、体力的に結構大変だと思いますが、もっといろいろな方に参加してもらって、さらに盛り上がるといいなと思います。

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