ベガが亡くなりました

93年の2冠牝馬ベガが、クモ膜下出血で亡くなったそうです。
ベガといえば、トニービンの初年度産駒で、ウイニングチケットとともに、春のクラシック4冠のうち3冠をとって、父の名をとどろかせました。母としても、アドマイヤベガ、アドマイヤドンというG1ホースを送り出した、近年の名牝の1頭といえるでしょう。
でも桜花賞もオークスもはずしました。マックスジョリーに異常にいれ込んだ挙句、どちらも軸馬が3着という、どうしようもない悔しさを味あわされました。まあベガにというよりは、ユキノビジンにやられたというのが、正確でしたが。
あの年は、桜花賞とオークスの1~3着がまったくいっしょという、不思議な年でしたが、桜花賞のゴール前で止まりかけた(ように見えた)ベガと、父サクラユタカオーのユキノビジンは、2400mではつらいと思ったんですけど・・・。
その後3度目の正直でエリザベス女王杯では本命にして、散りました。
ハナの流星の中に、星座のように点があって、一度見たら忘れない特徴的な顔をしていたのが、とても印象に残っています。ご冥福をお祈りします。

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