天皇賞(春) ディープインパクト

いやー、強かったの一言ですね。3コーナーののぼりで仕掛けて、くだりを利用して一気に先頭に立つなんて。
11年前に、ライスシャワーが3コーナーののぼりで先頭に立ち、そのまま押し切ったことがありました。でもあの時は最後ばてて、差してきたステージチャンプの蛯名騎手が思わずガッツポーズをしてしまうほどの僅差でしたが、ディープインパクトは最後抑えて、それでもレコードを1.0秒も更新するとは恐れ入ります。それに3200m走って上がりの3ハロンが33秒台というのは、驚異的といえるのではないでしょうか。
普通これだけ無理をすると故障することもよくあるのですが、ディープインパクトは脚元が丈夫で、その心配がないというのも、すばらしいことです。(まだわかりませんが、無事であることを祈っています)

これで夏以降の海外遠征も、本当に期待が持てます。世界でも屈指の力の持ち主であることは、おそらく間違いないし、うまくいけば、当然勝ち負けも期待できるでしょう。
エルコンドルパサーやゼンノロブロイの無念をぜひ晴らして、本場ヨーロッパの中長距離G1を制覇してもらいたいものです。

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