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2011年02月20日

見事な逃げ切りだからこそあの馬達との対戦を ~フェブラリーS

フェブラリーSは、1番人気のトランセンドの見事な逃げ切り勝ちとなりました。しかしJCダートを勝っての1番人気とはいえ、3.5倍という微妙なオッズが、信用していいのかというファンの心情を表していたように思います。
阪神よりも直線の長い東京コースで、しかもフリオーソやダイシンオレンジ、バーディバーディなど強力な先行馬も揃い、果たして逃げ切れるのかというのが、偽らざる心境でしょう。

レースはトランセンドが好スタートから予想通りハナを切ったものの、フリオーソはなんと後方からとなりました(今日のデムーロ騎手はなぜか追い込みが多かったような)。しかしトランセンドは途中からマチカネニホンバレに絡まれて、厳しい展開になります。
それでも直線に入るとマチカネニホンバレを突き放し、代わって差してきたバーディバーディは逆に最後に末脚が鈍り、イメージ一新ですごい脚で追い込んできたフリオーソも抑えて、JCダートに続いてJRAのG1を連勝しました。
これで名実ともに、JRAを代表するダートホースになったと言えるでしょう。

そしてこうなるとぜひ見てみたいのが、エスポワールシチー、スマートファルコンとの対決です。3頭とも逃げを得意な戦法としており、特にトランセンドとスマートファルコンは逃げてG1を連勝しています。そもそもどの馬が逃げるのか、ペースはどれぐらいになるのか、興味は尽きません。
ぜひこの夢の対決を、どこかで実現してもらいたいものです。そして舞台としては、やはり直線が長いコースが、たたき合いを長く見られるという意味では、望ましいと思います。
3頭とも文句が言えないぐらいの体調で対戦するというのは、とても難しいとは思いますが、だからこそぜひ実現して欲しいものです。

2011年02月13日

ディープインパクト産駒の傾向? ~共同通信杯

共同通信杯は、3番人気のナカヤマナイトが内をうまく抜けて、クビ差でユニバーサルバンクを抑えて、重賞初制覇を飾りました。
負けたとはいえ、百日草特別もホープフルSもなかなかよい伸び脚を見せていたので、注目はしていたのですが・・・。残念ながらユニバーサルバンクとの組み合わせは、買えませんでした。

1番人気はラジオNIKKEI杯を鋭い末脚で制したダノンバラードでしたが、直線伸びずに、0.7秒差の9着に敗れました。ディープインパクト産駒は、どうしても人気過剰な傾向があるように思えるのですが、それにしても重賞で人気を裏切ることが多いような気がします。
今年になってからの重賞で、3番人気以内になったディープインパクト産駒の成績を見てみると。

◆シンザン記念
・ドナウブルー 1番人気 5着
◆フェアリーS
・ダンスファンタジア 1番人気 1着
・イングリッド 3番人気 14着
◆京成杯
・スマートロビン 1番人気 12着
◆きさらぎ賞
・トーセンラー 3番人気 1着
◆クイーンC
・ダンスファンタジア 1番人気 6着
◆共同通信杯
・ダノンバラード 1番人気 9着

6戦中5戦で1番人気になっているものの、勝ったのはフェアリーSのダンスファンタジアのみ。きさらぎ賞でトーセンラーが3番人気で勝っているものの、それ以外は2,3着すらなく、ことごとく人気を裏切っています。
これを見る限り、少なくとも1番人気に押されたディープインパクト産駒は、かなり信頼度が下がるといえるでしょう。国内では1度も連対をはずさなかった父とは、かなり対照的な成績です。
やはり人気過剰の面が多いのでしょう。サトノオーも一時1番人気になっていましたが、いくら新馬戦が強かったとはいえ、冷静に考えてみれば500万下で繰り上がって1着になった馬ですから。

しかし、あの飛ぶような末脚を期待してしまうのも仕方ないでしょう。ぜひこの望ましくない傾向を、打ち破ってくれるディープインパクト産駒の登場を期待したいものです。