ブエナビスタ 残念!

札幌記念のブエナビスタは、残念ながら2着でした。凱旋門賞も断念ということなので、大きなクビ差になってしまいました。ただ失礼ながらヤマニンキングリーに負けていては、やはり厳しいでしょう。

パドックでは相変わらず落ちついてはいましたが、すこし物見をしたりしていて、桜花賞やオークスに比べると、やや勝負気配に欠けるように見えたのも事実です。またスタート直後は掛かってしまって、スタンド前では中団と、いつもより前での競馬となりました。

その後落ちついて、向こう正面では後方に下げたのですが、1000mが1分0秒2という遅めのペースなので、結果としては中団ぐらいでレースを進めたほうがよかったかもしれません。
洋芝で上がりがかかることと、直線が短いことを考慮して、安藤勝Jも4コーナーでは中団まで押し上げ、直線も外からよく伸びてきたものの、あと少し及びませんでした。

もし勝てば、3歳牝馬としてはサンエイサンキュー以来17年ぶりとなるはずでしたが、当時とは札幌記念の位置づけもかなり変わっており、実質的には3歳牝馬としては、歴史に残る力の持ち主といえるのではと思います。
今後は秋華賞を目指すそうですが、順調にいけば牝馬3冠はかなり濃厚でしょう。そのあとはどこを目指すのかまだわかりませんが、ぜひ秋のG1では古馬の一線級に挑戦して、その実力を見せてほしいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です