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2011年04月24日

開幕週は先行有利にとらわれすぎた? ~皐月賞

今年の皐月賞は、震災の影響により、23年ぶりに東京競馬場で行われました。

例年の中山競馬場での皐月賞は、最終週で馬場が悪くまた直線が短いコース形態から、馬場のよい外を通れる外枠の馬が来たり、逃げ馬が残ったりと、一筋縄ではいかない印象があります。それに対して東京競馬場は、最後の直線が長いこともあり力のある馬が来る印象ですが、開幕週は馬場がよいこともあり、普段よりも先行馬が有利という感じがあります。

今回の皐月賞も、当初は先行馬(しかも内枠)が有利というイメージで予想を始めました。そうなると、サダムパテックやナカヤマナイトに目が行きます。またペルシャザールも、安藤勝騎手の前走後のコメントなどから、先行することは間違い無さそうで、血統的にも有力な感じです。

それに対して、オルフェーヴルは力があることは間違いないものの、後ろから行く脚質で、しかも外枠ということが気になります。
ただこれについては、昨日のフローラSでバウンシーチューン(同じステイゴールド産駒)が後方から差しきったことで、やや払拭され、さらにオルフェーヴル自身が重のデビュー戦で上がり33.4で差しきって勝っていることから、もし馬場の良化が遅れても問題はないだろうということで、かなり悩んだものの、本命視することとしました。

レースではエイシンオスマンの大逃げはともかく、ベルシャザールは先行を意識したためか逆に掛かってしまい、末脚をなくして11着に大敗しました。またやや注目していたステラロッサも同じような競馬で大敗。
結果として先行した中では、5番手から粘ったダノンバラードが少し離れた3着に入っただけでした。

人気としては、オルフェーヴルよりもナカヤマナイトやペルシャザールが上でしたが、それはやはり先行有利の頭があったからではないでしょうか。騎手の心理にも、それが影響したような気がします。

競馬ではよく裏をかかれることが多いのですが、皆が同じことを考えるとそこに集中してしまい、結果として逆になるのかもしれません。
今日の結果を見ると、オルフェーヴルはダービーでもかなり有力だと思いますが、あまり先入観にとらわれずに、予想をしていきたいものです。

2011年04月10日

ディープインパクト、安藤勝騎手、松田博師の実力

桜花賞のマルセリーナ、見事な勝利でした。
初年度産駒からクラシック制覇のディープインパクト、近6年で4勝2着1回の安藤勝騎手、優勝確実と思われたレーヴディソールが怪我で直前回避となりながらも勝った松田博師。いずれも実力+強運の持ち主であることを証明しました。

シンザン記念と毎日杯を連勝したレッドデイヴィス、スプリングSを勝ったオルフェーヴルに次ぐ3着に入ったシンザン記念の後、エルフィンSを快勝。しかし馬体が減り続けたために、前哨戦を断念して桜花賞への直行という異例のローテーションを選んだこともあり、不安がぬぐえなかったのも事実です。またディープインパクト産駒は人気先行の傾向もあり、人気になって大敗というケースもいくつもありました。

レースはややスタートが悪かったこともあり、1番人気のホエールキャプチャとともに、後方から進めます。4コーナーでも後ろから2,3番手。そこからホエールキャプチャは大外に持ち出したのに対して、マルセリーナは内を突きます。
一旦は前が詰まりかけるも、外があいて馬場中央に持ち出します。そのときにホエールキャプチャはやや前にいましたが、そこから一気に加速してホエールキャプチャを内から抜き去り、3/4馬身差をつけてゴール。

3戦とも上がりが33秒台から34秒台前半と、末脚のよいタイプではあったのですが、今日はすばらしい瞬発力を見せました。ホエールキャプチャと上がりのタイムは同じですが、やはりコースどりと瞬発力の差が出たという感じでしょうか。

4着に入ったメデタシと、早くも2頭のディープインパクト産駒がオークス出走を決めました。しかし距離伸びてよさそうな同厩の3着トレンドハンターや、東京が合いそうなホエールキャプチャ、ダンスファンタジアなどの巻き返しもありえます。
1位同着になった昨年以上のドラマを、ぜひ期待したいものです。