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2007年08月17日

インフルエンザの影響どこまで?

昨日は開催すると一旦は発表しながら、今日になって急遽8/18,19の開催中止が決まりました。感染の増加が止まらないとのことですが、さらにメイショウサムソンも陽性反応が出たということで、おそらく凱旋門賞への出走もかなり難しくなり、ショックが大きいです。
36年前は約2ヶ月間、関東の競馬開催が中止になったとのことですが、今回も感染が収束しない限り開催は難しいのではとも言われています。

仮に1開催分(8日間)がキャンセルになり、かつ馬の移動も同じ期間禁止になったとして、どんな影響があるか考えてみました。
・帰厩が遅れて各馬のローテーションが狂う。⇒G1をはじめ荒れるレースが増える。
・秋競馬の前哨戦がいくつかキャンセルになり、有力馬を中心に体勢が整わない。⇒重賞が成り立つか?
・感染馬が増えることで、再開後も回避馬が多く頭数が揃わない。⇒盛り上がりに欠ける。
・2歳、3歳の未勝利馬の頭数増。⇒クラシック出走馬の減少など来年の開催にも影響。
・風評被害などにより秋競馬の盛り上がりに大きく水を差す。
・海外や地方との交流がなくなり、盛り上がりに欠けるとともに、各馬の選択肢も狭まる。
・競馬関係者はもちろん、開催場周辺の関係業者の収入減。

ちょっと考えただけでも、影響は大きく、また長期間残りそうで、先行きに不安が広がります。
JRAとしては、人間面では公正性の確保、そして馬の面では防疫にもっとも力を入れてきたはずで、その意味では今回の騒動は、その根幹を揺るがすほどの大きな事件といえます。それにしては、危機感が足りないのではないでしょうか。今週末の中止は決めたものの、その後の見通しも出せていないし、なんとか開催したいという意図が透けています。

この際、すこしやめてでも、原因の究明と対策をしっかりと行い、2度とこのようなことが起きないようにしないと、ますます競馬人気が落ちていってしまうのではないでしょうか。
「白い恋人」の騒動がマスコミをにぎわせていますが、大変なときほど、きちんとした誠実な対応が大切です。関係者の方は本当に大変だと思いますが、一丸となってこの危機を乗り越えていただくことを切望しています。