第67回 宝塚記念(2026年)
  6/14 阪神 芝2200m 雨・重 18頭

状況

上半期の古馬中距離のチャンピオンを決める夏のグランプリ。2週繰り上がったが、季節柄馬場が重くなりやすい
大阪杯と天皇賞(春)連勝中のクロワデュノールと、連覇を狙う大阪杯2着メイショウタバルが人気の中心
昨年から時期が繰り上がり、3歳馬やマイラーの出走が減って性格が明確に。人気馬の思わぬ凡走やヒモ荒れも多い

人気

  1. クロワデュノール(2.5倍):大阪杯、天皇賞(春)を連勝中。史上初の春古馬3冠を狙う
  2. メイショウタバル(3.9倍):昨年逃げ切って1着。その後不振も大阪杯で僅差2着に粘り連覇狙う
  3. ダノンデサイル(7.0倍):G1で3戦連続3着と堅実だが、昨年ドバイで勝ってから1年以上勝ち星なし
  4. ミュージアムマイル(7.1倍):昨年皐月賞、有馬記念制覇と力ある。それ以来の半年の休み明けがどうか
  5. レガレイラ(7.8倍):2年前有馬記念、昨年エリザベス女王杯など3年連続G1勝ち。半年の休み明けがどうか
    以下マイユニバース(19.1倍)、ビザンチンドリーム(29.6倍)、コスモキュランダ(41.6倍)までが50倍以下

パドック

  • メイショウタバル:気合乗りよいが落ち着いてクビを使って素軽い歩様。トモの踏み込み深く力強い
  • クロワデュノール:適度な気合乗りでクビを使って伸びやかな歩様。毛づや良くトモの踏み込み力強い
  • ダノンデサイル:落ち着いているが適度な気合でクビを使って歩く。トモの送り浅めも力強い
  • ミュージアムマイル:落ち着いており素軽い歩様。トモの踏み込み力強い
  • ミクニインスパイア:適度な気合乗りでクビを使ってリズミカルで伸びやかな歩様。トモの送りは深く力強い
  • コスモキュランダ:適度な気合乗りで元気に歩く。トモややアンバランスも踏み込みは力強い

レース

ほぼ揃ったスタートからコスモキュランダが速い出足でハナへ。外からゆっくりとメイショウタバルが2番手に上り、マイネルエンペラー、クロワデュノール、ミュージアムマイルなどが好位。中団にジューンテイク、ミクニインスパイア、さらにマイユニバースなどが続く。後方にレガレイラ、ダノンデサイル、シンエンペラー、シェイクユアハート、ビザンチンドリームなどで、最後方はタガノデュード。
コスモキュランダは向こう正面では5馬身ほど差をつけて軽快に逃げてかなり縦長の展開。1000mは1.00.3と重では平均ペースで進むが2番手以降はスロー。3コーナーからメイショウタバル以下が徐々に動いてコスモキュランダに接近。4コーナーでは馬群が詰まるが、縦長のまま直線へ。

直線に入ってコスモキュランダは押して先頭をキープするが、1 1/2馬身差でメイショウタバルが迫り、さらにその直後にクロワデュノール。さらにマイネルエンペラー、ジューンテイクなども前を追う。先頭のコスモキュランダにメイショウタバルが少しずつ差を詰めてきて、さらにクロワデュノールも2頭を追うが、以下は少しずつ離されていく。
残り200mでメイショウタバルがコスモキュランダをとらえて先頭に立ち、2馬身差外にクロワデュノールが迫る。4番手以下はさらに3馬身以上離れ、3頭の先頭争いに。先頭に立ったメイショウタバルに少しずつクロワデュノールが迫り、残り100mではメイショウタバルが1馬身差先頭で、2番手で粘るコスモキュランダをクロワデュノールがかわす。
先頭のメイショウタバルが粘るところ、クロワデュノールが差を詰めていくが、重馬場もありじりじりとしか伸びない。メイショウタバルは最後まで先頭を譲らずそのまま1着でゴール。クロワデュノールも迫るがクビ差2着まで。3番手は内のコスモキュランダに大外から伸びてきたダノンデサイルが並んだところがゴール。しかしアタマ差ダノンデサイルが交わしていた。

メイショウタバルはやや離れた2番手を進むと、3コーナー過ぎから早めにコスモキュランダを捕まえに行く。残り200mで先頭に立つとそのままキープ。最後は迫られるも重馬場も利してクビ差振り切った。
クロワデュノールは好位からメイショウタバルをマークして進み、直線は末脚を発揮して2番の脚で先頭に迫るが、重馬場もあり伸びきれずクビ差2着まで。
ダノンデサイルは中団後方から直線は大外に出して1番の上りで一気に差してくるが、重馬場もあり3着まで。

次走へのヒント

  • メイショウタバルは逃げなくても好騎乗もあって勝ちきる。阪神の中距離は得意で、道悪ではさらにその強さが際立つ
  • クロワデュノールはあらためて強さを見せた。連戦の疲れも感じさせず馬場状態を問わず末脚上位で、中長距離では現役最強を証明
  • ダノンデサイルは唯一後方から伸びて上位。末脚良く道悪もこなせて堅実だが勝ちきれない。クロワデュノールには分が悪い印象

来年へのヒント

近年は大阪杯組の活躍もあるが、天皇賞(春)組は負けていても中長距離重賞実績がある馬は注意が必要。G2勝ちかG1連対実績がある馬(牝馬は牝馬G1複数勝ちか牡馬混合G1、G2での連対、末脚鋭いタイプ)で、かつ時計の掛かる馬場や重馬場に実績がある馬は高く評価する必要がある。上半期のG1実績あることが望ましく、前走が3月中旬以前は大幅割引。

着順

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 8 16 メイショウタバル 牡5 武豊 58 2.12.1 栗・石橋 2
2 3 5 クロワデュノール 牡4 北村友 58 クビ 栗・斉藤崇 1
3 1 1 ダノンデサイル 牡5 戸崎 58 2 1/2 栗・安田 3
4 5 9 コスモキュランダ 牡5 横山武 58 アタマ 美・加藤士 8
5 4 8 タガノデュード 牡5 高杉 58 5 栗・宮 10

払戻金

単勝 16 390円 2番人気 馬連 5-16 620円 1番人気
馬単 16-5 1,360円 4番人気 枠連 3-8 380円 2番人気
3連複 1-5-16 1,230円 1番人気 3連単 16-5-1 6,040円 11番人気
複勝 16 140円 2番人気 ワイド 5-16 260円 1番人気
5 120円 1番人気 1-16 490円 5番人気
1 170円 3番人気 1-5 290円 2番人気

(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)