第173回 天皇賞(春)(2026年)
  5/3 京都 芝3200m 小雨・良 15頭

状況

春の古馬長距離No.1決定戦。古馬G1では、唯一の3000m超の長距離戦
前走で大阪杯を勝ったクロワデュノールが距離経験ないが抜けた1番人気。距離実績ある馬が続く
近10年すべてで1,2番人気どちらかが連対しているが、2桁人気が2回連対。4,5歳馬が中心

人気

  1. クロワデュノール(1.8倍):昨年ダービー1着。前走大阪杯は差し切って強い勝ち方
  2. アドマイヤテラ(3.0倍):前走阪神大賞典レコードで3差の圧勝。菊花賞3着と能力高い
  3. ヘデントール(5.0倍):昨年の優勝馬。長期休養明けの京都記念8着をたたいて上昇
  4. アクアヴァーナル(26.4倍):牝馬ながら前走阪神大賞典2着で万葉S1着と長距離実績あり
  5. タガノデュード(28.2倍):重賞勝ちは小倉大賞典だけだが前走大阪杯4着とG1で好走
    以下シンエンペラー(30.2倍)、ホーエリート(45.4倍)、ミステリーウェイ(64.7倍)までが100倍以下

パドック

  • クロノジェネシス:落ち着いているがクビを使ってきびきびとした歩様。毛づや良くトモの踏み込み力強い
  • アクアヴァーナル:クビを使って素軽い伸びやかな歩様。トモの踏み込み深く力強い
  • シンエンペラー:落ち着いておりクビを使って素軽い歩様。トモの踏み込み深く力強い
  • アドマイヤテラ:気合乗りよくクビを使って素軽い歩様。トモの踏み込みは力強い
  • ヘデントール:ツルクビで気合乗りよくテンション高め。トモの送りは浅めも力強い歩様
  • タガノデュード:落ち着いておりクビを使って素軽い歩様。トモの踏み込み深く力強い

レース

揃ったスタートから好スタートのミステリーウェイが押してハナへ。クロワデュノールが好スタートも下げてホーエリートが2番手。マイネルカンパーナ、エヒトが続き、クロワデュノール、サンライズソレイユ、アクアヴァーナルが好位から中団。さらにシンエンペラー、ヴェルミセルがいて、後方にアドマイヤテラ、ヘデントール。さらにケイアイサンデラ、プレシャスデイ、タガノデュードが続き、最後方がヴェルテンベルク。ミステリーウェイが離して逃げ、後は縦長で続く展開。

1000mは59.9と平均やや速めのペース。馬順は変わらず淡々と進むが、2コーナー過ぎからサンライズソレイユが上がって行きミステリーウェイに並ぶ。連れて向こう正面では徐々に馬群が詰まってくる。3コーナー手前では馬群が凝縮し、下りで一気に馬群が固まり、一団となり横に広がって4コーナーから直線へ。

サンライズソレイユがミステリーウェイを交わして先頭で直線に入るが、ミステリーウェイも粘って食い下がる。そこに外からクロワデュノールが伸びてきて、残り300mで内の2頭を交わして先頭。さらに2馬身差外にアクアヴァーナル、大外からアドマイヤテラも脚を伸ばしてくる。
残り200mでクロワデュノールが2馬身抜けて先頭。2番手は最内でミステリーウェイが粘るが、外からアクアヴァーナル、さらにアドマイヤテラが伸びてくる。残り100mでもクロワデュノールが2馬身差で先頭だが、2番手はアクアヴァーナルを外から交わしてアドマイヤテラがたち、さらに大外から一気にヴェルテンベルクが伸びてきて4番手。先頭のクロワデュノールにアドマイヤテラとアクアヴァーナルがじりじりと迫るが、外から伸びてきたヴェルテンベルクが一気に2頭を交わし、クロワデュノールに並んだところがゴール。
長い写真判定になったが、1着クロワデュノールで2cm差で2着ヴェルテンベルク。1/2馬身差3着がアドマイヤテラでさらに1/2馬身差4着がアクアヴァーナル。最後に内から伸びてきたヘデントールが1 1/4馬身差5着。

クロワデュノールはやや行きたがるのを抑えて5,6番手の外を追走。3コーナー過ぎから進出し、4コーナー3番手から早めに抜け出す。最後は迫られるも自信も3番の上りでぎりぎり残した。
ヴェルテンベルクは最後方を追走すると4コーナーも後方から3番手。直線は外に出して1番の上りで追い込む。ぎりぎり交わせなかったが1頭だけ34秒台前半の上りで切れを見せた。
アドマイヤテラは後方追走から4コーナーでは中団に上り直線は2番の脚で前に迫るが、2着馬に交わされ3着まで。

次走へのヒント

  • クロワデュノールは前半やや行きたがるも早め抜け出しから最後まで脚色衰えず強さを見せたが適距離は2000~2500mか
  • ヴェルテンベルクは後方から末脚を活かす形で力を発揮できる。距離は長い方が良く2500m以上で直線長いコースが合う
  • アドマイヤテラはスタミナあり長く脚を使って長距離では堅実。やや決め手に欠けるのがG1では課題になる

来年へのヒント

京都は直線が長いが平坦ということもあり、スタミナと切れる脚を両方持っている馬が上位に来る。基本的には先行有利だが後方からでも末脚良い馬は上位には来られる。サンデーサイレンス系の、切れがありスタミナ豊富な馬が優位。特に前年の菊花賞上位の末脚良い実績馬と阪神大賞典上位馬、前年上位馬や前走重賞で勝てなくても切れる脚を見せた馬には注意が必要

着順

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 4 7 クロワデュノール 牡4 北村友 58 3.13.7 栗・斉藤崇 1
2 8 15 ヴェルテンベルク 牡6 松若 58 ハナ 栗・宮本 12
3 2 3 アドマイヤテラ 牡5 武豊 58 1/2 栗・友道 2
4 3 4 アクアヴァーナル 牝5 松山 56 1/2 栗・四位 4
5 7 12 ヘデントール 牡5 ルメール 58 1 1/4 美・木村 3

払戻金

単勝 7 180円 1番人気 馬連 7-15 18,240円 28番人気
馬単 7-15 20,000円 36番人気 枠連 4-8 2,530円 9番人気
3連複 3-7-15 10,370円 27番人気 3連単 7-15-3 70,630円 158番人気
複勝 7 110円 1番人気 ワイド 7-15 3,640円 32番人気
15 940円 12番人気 3-7 170円 1番人気
3 120円 2番人気 3-15 3,490円 30番人気

(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)