第86回 皐月賞(2026年)
  4/19 中山 芝2000m 晴・良 18頭

状況

牡馬クラシックの第1弾。速い馬が勝つと言われるが、小回り中山への対応が鍵
主要な重賞勝ち馬が顔をそろえたが、中心となる馬が不在で混戦。2頭の2歳G1勝ち馬が中心
比較的固い決着が多いが、中山は紛れ多く、近10年で5番人気以下が4勝し、やや荒れ気味。近5年は無敗馬が4勝2着2回。

人気

  1. ロブチェン(4.0倍):キャリア2戦目でホープフルS1着。共同通信杯差して届かず3着
  2. グリーンエナジー(4.5倍):京成杯後方から差して1着。2000m2戦2勝と距離得意
  3. カヴァレリッツォ(6.1倍):朝日杯FS1着からの直行で3戦はすべてマイルと距離やや不安
  4. リアライズシリウス(6.2倍):新潟2歳S、共同通信杯と唯一重賞2勝。右回りの朝日杯FS5着
  5. マテンロウゲイル(10.8倍):京成杯先行して2着。若葉S速いタイムで勝ち2000m持ちタイム1位
    以下バステール(17.0倍)、アドマイヤクワッズ(17.4倍)、パントルナイーフ(18.8倍)までが20倍以下

パドック

  • ロブチェン:落ち着いて適度な気合でクビを使って伸びやかな歩様。毛づや良くトモの踏み込み深い
  • マテンロウゲイル:気合乗りよいが落ち着きあり伸びやかな歩様。トモの送り力強い
  • アドマイヤクワッズ:落ち着いておりクビを使って柔らかな歩様。雄大な馬体でトモの踏み込み深い
  • カヴァレリッツォ:クビを使って適度な気合乗りで伸びやかな歩様。トモの送り力強い
  • リアライズシリウス:気合乗りよく時々小脚を使う。毛づや良くトモの送りはやや浅めも力強い
  • グリーンエナジー:気合乗りよくややテンション高めだが伸びやかな歩様。トモの送りは浅めも力強い

レース

ややばらついたスタートからフォルテアンジェロが3馬身ほど出遅れ。内からロブチェンが抜けてきて先頭で、外から押してリアライズシリウスが2番手へ行き、1/2馬身差で1コーナーを回っていく。アドマイヤクワッズ、カヴァレリッツォ、アスクエジンバラが続き、中団にサウンドムーブ、ライヒスアドラー、アルトラムスなど。後方にパントルナイーフ、グリーンエナジー、サノノグレーター、ゾロアストロエリキング、マテンロウゲイルなど。さらに出遅れたフォルテアンジェロが続き、最後方がバステール。
縦長の状態となるが、カヴァレリッツォ、アドマイヤクワッズなどはやや掛かり気味。1000mは58.9と現在の速い馬場を考えると平均ペース。
3コーナー手前から後方の馬が動き出し徐々に馬群が詰まってくる。4コーナー過ぎからリアライズシリウスがロブチェンに並びかけていき、押すロブチェンよりリアライズシリウスの手応え良く、4コーナーでリアライズシリウスがクビ差ほど前に出る。4コーナーでも縦長のまま直線へ。

直線に入ると再び内からロブチェンがリアライズシリウスに並びかけ、2頭で並んでマッチレースに。アドマイヤクワッズ、カヴァレリッツォは手ごたえ悪くなり、アスクエジンバラが3番手に上がってくる。
先頭の2頭は互いに譲らず並ぶが、内のロブチェンがじりじりと前に出る。2馬身差でアスクエジンバラが続き、後方外からはライヒスアドラーが脚を伸ばしてくる。残り200mでロブチェンがクビ差前に出るがリアライズシリウスも必死にくらいつく。3番手は2,3馬身離れてアスクエジンバラ
しかしロブチェンがじりじりとリアライズシリウスとの差を広げながら先頭をキープし、残り100mでは1/2馬身差に広がる。そのままロブチェンは脚色衰えず先頭でゴール。2着は3/4馬身差でリアライズシリウスがキープ。3着はゴール直前でライヒスアドラーが上り3/4馬身差で入線。最後に交わされたアスクエジンバラがクビ差4着。最後に内から伸びたフォルテアンジェロが1 1/4馬身差5着。

ロブチェンはスタートから押してハナを切るとマイペースで逃げる。4コーナーで手応え一息でリアライズシリウスに前に出られるが、直線で差し返し最後まで脚を伸ばしてレコードで1着。
リアライズシリウスはスタート一息も外から押して2番手。4コーナーは抜群の手応えで前に出るが、直線は差し負けて惜しい2着。
ライヒスアドラーは中団から4コーナー外に出し直線は外から末脚を発揮し3着に上がる。アスクエジンバラは好位から直線早めに前を追うが4着まで。フォルテアンジェロは出遅れて後方から最速の上りで最内を追い込むも5着。

次走へのヒント

  • ロブチェンは逃げても差してもOKで自在の脚を使える強みがある。東京では3着も最後まで伸びており、距離延長も問題ない
  • リアライズシリウスは先行して粘る形を確立。東京実績もある。血統的、脚質的には距離延長は微妙だが、力的には世代上位
  • ライヒスアドラーは1勝馬で勝ちきれないが重賞では安定感あり。使える脚が一瞬というイメージで、脚の使い方が難しいか

来年へのヒント

年によって傾向が変わるが、年明け初戦は前走G1で強い勝ち方をした馬のみで、共同通信杯か弥生賞組が中心。芝1800m以上の重賞実績は必須。共通項として先行して長く脚を使う馬か、実績ある差し馬が上位で、前走のレベルの見極めと、そこでのパフォーマンスを見て選ぶ必要あり。

着順

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 2 4 ロブチェン 牡3 松山 57 1.56.5(R) 栗・杉山晴 1
2 7 15 リアライズシリウス 牡3 津村 57 3/4 美・手塚久 4
3 5 9 ライヒスアドラー 牡3 佐々木 57 3/4 美・上原佑 9
4 3 5 アスクエジンバラ 牡3 岩田康 57 クビ 栗・福永 12
5 3 6 フォルテアンジェロ 牡3 荻野極 57 1 1/4 美・上原佑 10

払戻金

単勝 4 400円 1番人気 馬連 4-15 1,350円 2番人気
馬単 4-15 2,310円 3番人気 枠連 2-7 1,160円 4番人気
3連複 4-9-15 10,420円 26番人気 3連単 4-15-9 40,110円 99番人気
複勝 4 170円 1番人気 ワイド 4-15 580円 2番人気
15 250円 4番人気 4-9 1,320円 14番人気
9 500円 9番人気 9-15 2,310円 27番人気

(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)