競馬を楽しむためのサイトです

状況

3歳牝馬3冠の最後のレース。1～3番人気が1頭は必ず連対し、連対はほぼ5番人気内の2頭で決着
桜花賞馬エンブロイダリーとオークス馬カムニャックが人気だがカムニャック中心。トライアル上位馬が続く
1,2番人気どちらかは過去10年で8回連対し、残りの2回は3,4番人気で決まって、人気馬が上位に来ることが多い

人気

1. カムニャック（2.1倍）：フローラS、オークス、ローズSと3連勝中。ローズS組近年不振でどうか
2. エンブロイダリー（5.5倍）：桜花賞1着だがオークス9着。春は行きたがってオークスは大敗
3. セナスタイル（10.1倍）：ローズS1番の上りで馬群を縫って3着。キャリア3戦は3着内なくどうか
4. ジョスラン（12.5倍）：紫苑S差してクビ差2着。末脚良くエフフォーリア全妹と良血
5. エリカエクスプレス（15.1倍）：フェアリーS1着で桜花賞1番人気5着。近走掛かって大敗
   以下パラディレーヌ（16.9倍）、ダノンフェアレディ（18.8倍）、テレサ（19.4）までが20倍以下

パドック

• カムニャック：気合乗りよくツルクビで毛ヅヤも良い。トモの踏み込み力強い
• エンブロイダリー：落ち着いており適度な気合乗り。トモの踏み込み深く力強い
• パラディレーヌ：気合乗りよくクビを使って歩く。トモの送りはやや浅めも力強い
• ビップデイジー：落ち着いているが適度な気合乗り。トモの踏み込み深く力強い
• テレサ：落ち着いて周回し、トモの踏み込み力強い
• ダノンフェアレディ：気合乗りの良さ目立つ。トモの送りは浅め

レース

スタート前にカムニャックが立ち上がるがほぼ揃ったスタート。エリカエクスプレスがハナに行き、ダノンフェアレディ、ケリフレッドアスク、カムニャックなどが続く。その後ろ中団前にテレサ、エンブロイダリーなどで、その後ろにジョスラン、マピュース、ビップデイジー。後方にセナスタイル、パラディレーヌなどがいて、最後方がレーゼドラマ。
向こう正面は縦長で進むが、800mぐらいでエンブロイダリーが動いて、エリカエクスプレスの外2番手まで上がる。1000mは59.4と平均からやや遅めのペース。

3コーナーからペースが上り、徐々に馬群が詰まってきて、4コーナーは横に広がって直線へ。
4コーナーから先頭のエリカエクスプレスが後続を突き放し、3馬身差で直線へ。2番手はエンブロイダリーで、その後ろにダノンフェアレディ。4コーナーで外から上がってきたカムニャックは失速して後方。
さらに先頭のエリカエクスプレスは後続を突き放し、エンブロイダリーは3馬身ほど置かれる。後方では外からビップデイジー、さらに後ろからパラディレーヌも差を詰めてくる。
残り200mでもエリカエクスプレスが先頭で、2馬身差にエンブロイダリーが詰めてくる。その後ろは4馬身ほど離れてビップデイジーで、その外からパラディレーヌが伸びてくる。
そのままエリカエクスプレスが2馬身差を保ってゴールを目指すが、残り100mぐらいからエンブロイダリーが一気に差を詰めてきて、ゴール直前で逆転。最後は1/2馬身差をつけてエンブロイダリーが1着でゴール。2着はエリカエクスプレスが粘り、最後に外から一気にパラディレーヌが迫るが3/4馬身差3着まで。

エンブロイダリーは折り合って中団につけるが、ペースが遅いと見ると向こう正面で2番手。直線はいったん離されるが、最後まで脚を使って差し切る。
エリカエクスプレスはマイペースで逃げて4コーナーから後続を離して逃げ込みを図るが、最後につかまって惜しい2着。
パラディレーヌは道中後方から直線は良く伸びたが、前を行く2頭を捉えられず3着まで。

次走へのヒント

• エンブロイダリーは折り合い面の成長著しく距離を克服。鞍上のペース判断も良く勝ちきる。距離はマイルから2000ｍが合う印象
• エリカエクスプレスは逃げて結果が出なかったが、乗り替わってマイペースで逃げられたことで好走。距離は2000m未満
• パラディレーヌは後方から末脚を活かして好走も展開が向かず3着まで。末脚いきる展開ならさらに上位を目指せる

来年へのヒント

近年はオークスからの直行かトライアル上位組に好走馬が絞られる。オークスからは3着以内か1番人気で1桁着順。ローズS、紫苑S組は3着以内か3番人気以内で、桜花賞、オークス1桁着順の馬に注意。先行馬はクラシック5着内の実績馬のみで、中心は差し馬。ハイペースなら実績ある追い込み馬も連下には来る。

着順

払戻金