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状況

2歳牡馬マイルNo.1決定戦。距離延長を見据えてホープフルSを狙う馬も多く、必ずしもクラシックには直結しない
阪神に舞台を移し8年目。サウジRC差し切り勝ちのドルチェモア、デイリー杯追いこんで2着のダノンタッチダウン中心
阪神はまぎれ少なく、先行馬も差し馬も来ることができて力通りの決着が見込める

人気

1. ドルチェモア（3.1倍）：デビュー2連勝でサウジRC長く脚を使い差し切って1着
2. ダノンタッチダウン（3.6倍）：デイリー杯出遅れて後方も追いこんで2着。末脚良い
3. レイベリング（6.5倍）：東京マイル新馬後方から3 1/2差圧勝
4. オールパルフェ（8.0倍）：デイリー杯逃げて好タイム1着
5. オオバンブルマイ（14.0倍）：京王杯2歳S10番人気で先行して1着
   以下コーパスクリスティ（16.6倍）、ティニア（23.2倍）、バグラダス（24.8倍）までが40倍以下

パドック

レース

バラついたスタートからオオバンブルマイ、フロムダスクなどが出遅れ。好スタートのドルチェモアが内からそのまま前へ。しかし外からオールパルフェが200mほど過ぎてからハナへ。グラニット、ドルチェモア、バグラダスが続き、その後方にキョウエイブリッサ、レイベリング、ティニアなど。中団後方内にダノンタッチダウン、外にエンファサイズ。後方にコーパスクリスティ、オオバンブルマイ、フロムダスクなどがいて、最後方がニシノベストワン。

全体に離れ気味でかなりの縦長の展開だが、600mは34.1と平均やや速めのペース。3コーナーから後方の馬はペースを上げて、一気に馬群が詰まってくる。4コーナー手前では固まって横に広がり、一団となって直線へ。

直線に入ってオールパルフェが1馬身差先頭で、グラニット、ドルチェモアが続く。その後方内にバグラダス、外にレイベリング。残り400mを切って先頭のオールパルフェが2馬身突き放す。ドルチェモアはラチ沿いから外に持ち出し追撃開始。
残り300mでオールパルフェが2馬身差先頭。2番手グラニットだが3番手ドルチェモアが脚を伸ばしてきて、内からバグラダス、外からレイベリングも迫ってくる。
残り200mで先頭のオールパルフェの脚色が鈍り、外からドルチェモアが一気に並びかけてくる。ラチ沿いからバグラダス、外からレイベリングが3番手に迫ってきて、さらに外からダノンタッチダウンが追いこんでくる。
残り150mでドルチェモアがオールパルフェを離れた外から交わして先頭。1馬身差外にレイベリングが迫るが、さらに外からダノンタッチダウンが迫る。残り100mでドルチェモアが1馬身抜けて先頭で、2番手レイベリングに1/2馬身差までダノンタッチダウンが迫り、さらにじわじわ差を詰める。
先頭のドルチェモアはそのまま伸びて1着でゴール。ダノンタッチダウンがゴール前で一気に伸びてレイベリングを交わし、ドルチェモアに迫るが、クビ差2着まで。さらにクビ差3着がレイベリング。4着は内から伸びてきたキョウエイブリッサが入り、粘ったバグラダスが5着。

ドルチェモアは好スタートから3番手の内ラチ沿いを追走し、直線残り400mで外に進路を変えると脚を伸ばして残り200mを切って先頭に立ち押し切る。指示に従順でレースセンス良くマイルが合うイメージ。
ダノンタッチダウンは後方内から残り300mで大外に持ち出すと、1番の上りで一気に追い込むがクビ差届かず2着。鋭い末脚を見せる。
レイベリングは好位の外からドルチェモアを追ってじりじり伸びるが、最後にダノンタッチダウンに交わされ3着。長く脚を使った。

次走へのヒント

• ドルチェモアはマイルで先行して長く脚を使い勝ちきるパターン。コースやペースに左右されず安定した戦績が期待できる
• ダノンタッチダウンはややスタートに難あるが末脚良く最後は確実に差してくる。やや勝ちきれない面あるが堅実
• レイベリングは好位から長く脚を使い堅実。力はあるが現状はワンパンチ足りない印象で今後の成長に期待

来年へのヒント

末脚の良いタイプがねらい目。マイル上の重賞連対やOP1着の実績があることが望ましいが、1勝Cでも人気で強い勝ち方をした馬は要注意。前哨戦は、芝1400m以上の重賞で上位人気（3番人気以内）で連対。未勝利、1勝Cなら3差以上の快勝が条件。またマイル以上での連対実績が望ましい。

着順

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