競馬を楽しむためのサイトです

状況

上半期のスプリンターNo.1決定戦
スプリントG1勝ち馬不在。1200mG1で2着3回のレシステンシアが実績上位で人気もやや混戦
阪急杯、シルクロードS、オーシャンS上位あるいは上位人気から連対が多い。5～6歳の連対率が高い。先行馬有利

人気

1. レシステンシア（2.2倍）：スプリントG1で2着3回。昨年のスプリンターズS1番人気2着
2. メイケイエール（5.2倍）：重賞4勝も掛かって暴走多い。前走シルクロードS折り合って1着
3. グレナディアガーズ（5.6倍）：朝日杯FS1着で短距離向く。阪神C差して完勝
4. サリオス（10.7倍）：朝日杯FS1着で皐月賞、ダービー2着。スプリント初も力はある
5. ロータスランド（12.9倍）：マイル重賞2勝だが1200m初。1着か大敗かとムラ多い
   以下ダイアトニック（18.4倍）、トゥラヴェスーラ（27.0倍）、ナランフレグ（27.8倍）までが30倍以下

パドック

• レシステンシア：適度な気合乗りでクビを使って軽快な歩様。トモの踏み込み深い
• メイケイエール：落ち着いておりトモの踏み込み力強い。腹回りはいくぶん細く見える
• ナランフレグ：落ち着いているが適度な気合乗り。トモの踏み込み力強い
• グレナディアガーズ：気合乗りよくクビを使ってのびのびと歩く。トモの送りは浅めも力強い
• トゥラヴェスーラ：気合乗りよく素軽い歩様。トモの踏み込み力強い
• ダイアトニック：ややテンション高めで小脚を使う。腹回りが細く見える

レース

ほぼ揃ったスタートから好スタートのレシステンシアが押して先頭。ジャンダルム、キルロード、ライトオンキューなどが差なく続く。その後ろにロータスランドが続き、サリオス、メイケイエール、シャインガーネットなどが中団。トゥラヴェスーラ、グレナディアガーズ、ナランフレグなどが後方で、最後方はダイアトニック。
全方が固まって後方がばらけた縦長で進み、600mは33.4と重馬場では平均からやや速めのペース。縦長のまま4コーナーはを回って直線へ。

直線に入ってレシステンシアが1/2馬身差で先頭に立ち懸命に押すが差が広がらない。2番手のジャンダルムは馬なりで続き、3番手は外からロータスランドが上がってくる。残り300mでレシステンシアが1馬身ほど抜け出し、2番手ジャンダルムで外からキルロード、内ラチ沿いからはトゥラヴェスーラ、ナランフレグも差を詰めてくる。
残り200mで内のレシステンシアの手応えが怪しくなり外のジャンダルムが先頭。2頭の間をトゥラヴェスーラ、ナランフレグが差を詰めてくる。レシステンシアが粘りジャンダルムは脱落。2頭の間からトゥラヴェスーラ、ナランフレグが抜けてくるが、ナランフレグが抜けだして先頭に立つ。
外からキルロード、さらに外をロータスランドが伸びてきて4頭が横に広がり先頭争い。最内のレシステンシアは脱落。
クビ差抜け出したナランフレグがそのまま先頭をキープして1着でゴール。2番手は3頭が並ぶが、最後に外から伸びたロータスランドが内の2頭を抑えてクビ差2着。内のキルロードがハナ差3着。その内のトゥラヴェスーラがさらにクビ差4着。最後に大外を伸びてきたメイケイエールが5着。
最内のレシステンシアはさらに1馬身差の6着まで。

ナランフレグは後方から内を突き、狭いところを抜けて2番の上りで接戦を制する。やや速めのペースと時計のかかる馬場も合った。ただし力差はあまりない。
ロータスランドは中団から外目で脚を伸ばし、2着争いを制する。スプリント戦は初もしっかり対応。
キルロードは人気はなかったが先行勢で唯一上位に入る。最後までよく粘ったが、決め手比べでやや劣った。

次走へのヒント

• ナランフレグは常に末脚上位で決め手が効く展開では上位争い。特に左回りに良績で中京は最も合う舞台
• ロータスランドはマイルが主戦場もスプリントでも対応。ただしマイルで牡馬相手のG1は大敗しておりスプリントが合うか
• キルロードは重賞実績はなかったが、中京は得意でこの舞台では注意が必要

来年へのヒント

阪急杯、シルクロードS、オーシャンSの連対あるいは1,2番人気の馬が必ず上位で、軸はこの3レース（特に阪急杯組）を中心に考える必要あり。中京の馬場改修により、坂のあるコースでの実績も必要。2走以内の重賞連対馬か重賞１番人気馬、牝馬はG1馬と近走好調馬は要注意。内枠が有利

着順

払戻金