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第73回 朝日杯フューチュリティステークス(2021年)

12/19 阪神 芝1600m 晴・良 15頭

 

2歳牡馬マイルNo.1決定戦。距離延長を見据えてホープフルSを狙う馬も多く、必ずしもクラシックには直結しない
阪神に舞台を移し7年目。デ杯で重賞連勝のセリフォス、札幌2歳S圧勝のジオグリフ中心もやや混戦
中山は内枠圧倒的有利で、先行馬の連対が多かったが、阪神は差しが決まることも多く力通りの決着が見込める
  1. セリフォス(2.4倍):新潟2歳S、デ杯と2戦連続重賞勝ちでデビュー3連勝
  2. ジオグリフ(3.2倍):前走札幌2歳S4差圧勝。休み明けの好走なしでどうか
  3. ドウデュース(7.8倍):1800mで新馬、OPアイビーS連勝。マイルへの短縮どうか
  4. ダノンスコーピオン(9.7倍):マイル新馬、芝1800mL萩Sと連勝中
  5. ドーブネ(21.3倍):中京芝1400mOPききょうS逃げて1着
    以下プルパレイ(21.8倍)、オタルエバー(24.1倍)、アルナシーム(29.0倍)までが40倍以下

ドウデュース:気合乗りよくクビを使って前進気勢が強い。毛づや良く、トモの踏み込み力強い
セリフォス:落ち着いているが適度な気合でツルクビで歩く。トモの踏み込み力強い
オタルエバー:落ち着き目立ち静かな気合。トモの張りよく踏み込み深い
ダノンスコーピオン:落ち着いているが適度な気合乗りで力強い歩様。トモの踏み込み深い
ジオグリフ:気合乗りよくテンションやや高めで時々小脚を使う。トモの踏み込み力強い
トウシンマカオ:気合乗りよく前進気勢強い。トモの送りは浅めも踏み込み力強い

ややバラついたスタートからアルナシームが大きく出遅れ。好スタートのカジュフェイスが内からそのまま前へ。ダノンスコーピオン、セリフォスなども前へ行くが抑えると、代わって外からトゥードジボン、プルパレイ、トウシンマカオなどが前につける。セリフォス、オタルエバーなどが続き、中団内にダノンスコーピオン、その外にドウデュース。後方にアルナシーム、ドーブネなどがいて、その後ろにやや離れてジオグリフ。最後方はさらに離れてシンリミテス。

全体に離れ気味の縦長の展開だが、600mは34.3と平均的なペース。3コーナーから後方の馬は徐々にペースを上げて、馬群が詰まってくる。4コーナー手前では固まってきて横に広がり、一団となって直線へ。

直線に入ってカジュフェイスは馬場の3分どころに持ち出して先頭。1馬身差でトゥードジボン、プルパレイが追う。さらに外からトウシンマカオ、その後ろからセリフォスも差を詰めてくる。
残り300mで内からプルパレイがカジュフェイスを交わして先頭。さらに外からトウシンマカオ、セリフォスも差を詰める。残り250mを切って5,6頭が先頭争いで並ぶも、外からトウシンマカオが抜け出そうとする。そこに外から伸びてきたセリフォスが並びかけ、残り200m手前でトウシンマカオを交わして先頭。さらに外からドウデュースが伸びてきて一気に並びかけてくる。
残り150mでセリフォスが先頭で、内のトウシンマカオがクビ差で粘り、外のドウデュースが1/2馬身差で必死に追う。坂を上って残り100mでドウデュースが内のセリフォスを交わして先頭。内からいい脚でダノンスコーピオンが伸びてくる。
ドウデュースとセリフォスはしばらく競り合うが、最後はわずかに出たドウデュースがやや差を広げ、余裕の脚色で1着ゴール。1/2馬身差で内のセリフォスが2着に入り、さらにその内で1/2馬身差3着にダノンスコーピオン。
4番手は2馬身ほど離れて3頭が並ぶが、内のアルナシームが4着で、最後に後方から一気に追い込んできたジオグリフがハナ差5着。アルナシームの外で粘っていたトウシンマカオがさらにハナ差6着。

ドウデュースは中団外を折り合って進み、直線は外から前を追って、残り100mでセリフォスをとらえて1着。1800mで連勝してきたこともありやや反応がにぶいところもあったが、1位タイの上りで差し切って1着。
セリフォスは先行して早め先頭に立つが、ドウデュースの切れにやられた。しかし最後まで粘っておりマイルでの適性を示した
ダノンスコーピオンはドウデュースと同じ位置から内を狙うが、その分やや伸びきれず。しかし最後は差を詰めて3着。ジオグリフは後方から1位タイの脚で追い込むが位置が後ろ過ぎた。

ドウデュースは中団外で折り合い、直線は外から長く脚を使う。性格的にも距離伸びてよさそうで、末脚の切れも期待できる
セリフォスは中団前から抑えていたが早め先頭。最後まで良く粘ったが末脚比べで負けた印象。距離もマイルぐらいが合うか
ダノンスコーピオンは心配された多頭数もこなしたが内を通った分最後にやや伸び負けた印象。マイルが合う印象

末脚の良いタイプがねらい目。OP実績があることが望ましいが、1勝Cでも人気で強い勝ち方をした馬は要注意。なお前哨戦は、芝1400m以上の重賞で上位人気(5番人気以内)で4着以内、未勝利、1勝Cなら3差以上の快勝が条件。またマイル以上での連対実績が望ましい。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 5 9 ドウデュース 牡2 武豊 55 1.33.5 栗・友道 3
2 3 4 セリフォス 牡2 C.デムーロ 55 1/2 栗・中内田 1
3 4 7 ダノンスコーピオン 牡2 松山 55 1/2 栗・安田隆 4
4 2 3 アルナシーム 牡2 池添 55 1 3/4 栗・橋口 8
5 7 13 ジオグリフ 牡2 ルメール 55 ハナ 美・木村 2
払い戻し金
単勝 9
780円(3番人気)
複勝 9
200円(3番人気)
4
120円(1番人気)
7
230円(4人気)
枠連 3-5
690円(2番人気)
馬連 4-9
1,060円(3番人気)
馬単 9-4
3,000円(9番人気)
3連複 4-7-9
2,350円(5番人気)
3連単 9-4-7
14,840円(37番人気)
ワイド 4-9
420円(3番人気)
7-9
1,070円(11番人気)
4-7
410円(2番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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