おさびし山ホースパーク おさびし山ホースパーク

トップ レースの記憶(観戦記) G1予想 私的名馬館 馬の本,DVDの紹介 オウンオピニオン(コラム)
リンク更新記録お問い合わせ  
 トップ > レースの記憶2021 > NHKマイルC
 
 

第26回 NHKマイルカップ(2021年)

5/9 東京 芝1600m 晴・良 18頭

 

3歳マイル王決定戦。短距離得意な馬や、クラシックでは距離が長く合わない馬が広く集結
マイル以下に実績がある馬中心にいろいろな路線からきており力関係が難しい。朝日杯FS1着のグレナディアガーズが人気も混戦
前走は3歳G1か芝1600m以上の重賞からと傾向は明確だが巻き返しも多く荒れやすい。馬場が良く速い決着になるので逃げ馬も比較的良績
  1. グレナディアガーズ(3.4倍):朝日杯FS好タイムで1着。ファルコンS2着に敗れ混戦に拍車
  2. シュネルマイスター(3.7倍):弥生賞2着からマイルが合うと方針転換。マイルの1勝C強い勝ち方
  3. バスラットレオン(4.6倍):勝ちきれなかったがNZT逃げて5差圧勝
  4. ホウオウアマゾン(11.5倍):デ杯好タイム2着。アーリントンC先行して1着と安定
  5. ルークズネスト(11.9倍):シンザン記念2着。ファルコンS逃げてグレナディアガーズ下し1着
    以下ピクシーナイト(15.1倍)、ソングライン(16.9倍)、タイムトゥヘヴン(23.3倍)、ランドオブリバティ(26.3倍)までが30倍以下

グレナディアガーズ:適度な気合だが落ち着いておりクビを使って外目を歩く。トモの送りはやや浅めも力強い
シュネルマイスター:落ち着いており柔らかな歩様く。スマートな馬体で毛づやよくトモの踏み込み深い
ホウオウアマゾン:雄大な馬体で適度な気合で落ち着いてしっかりした歩様。トモの踏み込み力強い
バスラットレオン:ゆったりとした歩様で落ち着いて歩く。やや気合乗り足りない印象もトモは力強い
リッケンバッカー:気合乗りよく、しまった馬体で毛づや良い。トモの踏み込み力強い
ランドオブリバティ:気合乗りよくややテンション高めも抑えられている。トモの踏み込み浅めも前走より力強い

ほぼそろったスタートだがシティレインボー、レイモンドバローズが出遅れ、バスラットレオンがつまずいて落馬。ランドオブリバティが掛かり気味に前に行くが、外からピクシーナイトがハナへ。ホウオウアマゾンが続き、ルークズネスト、グレナディアガーズが好位。タイムトゥヘヴン、ソングラインが続き、中団後方にシュネルマイスター、アナザーリリックなど。後方にロードマックス、ヴェイルネビュラ、リッケンバッカーなどがいて、最後方はレイモンドバローズ。
600mは33.7とかなり速い流れ。向こう正面は中団以降がばらけたかなり縦長の形で進む。

3コーナーから後方の馬がペースを上げて馬群が詰まってくる。4コーナー手前から先団の馬群が詰まってくるが、後方は縦長のまま4コーナーを回り直線へ。
直線に入ってピクシーナイトが1馬身差で先頭で2番手がホウオウアマゾン。馬群は大きく横に広がり、馬場中央でグレナディアガーズが3番手から2番手に迫る。残り400mを切ってピクシーナイト、ホウオウアマゾンの脚色がやや鈍り、大外からグレナディアガーズが先頭に並びかけ。その外からソングラインが差を詰めてきて、その1 1/2馬身後方からシュネルマイスターも差してくる。
残り300mを切ってグレナディアガーズが先頭に立ち、1馬身差外にソングラインが迫る。内のピクシーナイト、ホウオウアマゾン、ランドオブリバティも必死に粘るが少しずつ後退。
残り200mでソングラインが内のグレナディアガーズを交わして先頭。外から2馬身差でシュネルマイスターも前を追う。そのままソングラインが抜けて、残り100mで1馬身ほど抜ける。外からシュネルマイスターが追うが、なかなか差が詰まらない。そのままソングラインはゴールを目指すが、シュネルマイスターがじりじりと差を詰めてくる。ソングラインはやや内によれると、シュネルマイスターが一気に差を詰める。2頭が並んだところがゴール。写真判定となるが、アタマの上げ下げでシュネルマイスターがハナ差1着となりソングラインが2着。
グレナディアガーズは離されるが、2 1/2馬身差で3着を確保。最後に外から伸びてきたリッケンバッカーが1/2馬身差4着に入り、さらに外から伸びてきたロードマックスが5着。

シュネルマイスターは中団後方の外から直線は外に出し、じりじりと差を詰める。メンバー1の34.0で長く脚を使い、最後はぎりぎりソングラインを差し切る。前が速かったため、展開がはまった面はあるが、2000mも持つスタミナも生きた。
ソングラインは中団から早めに抜け出しいったんは差をつけるが最後はハナ差2着。前走不利で大敗も巻き返し、長く脚を使った。
グレナディアガーズは好位から早めに前を捕まえるも、ハイペースを追いかけた影響か末を失い3着まで。リッケンバッカー、ロードマックスはハイペースを生かして追い込み、人気薄で好走。

シュネルマイスターは切れる脚はないが長く脚を使いマイルから2000mが合う。安定しているがやや勝ちきれない面も
ソングラインは力はあるがやや安定感に欠ける面も。距離は1400〜1600mが合う印象
グレナディアガーズは安定感はあるがやや行きたがる面あり、小回りコースの方が合うか

馬場が良く時計が早くなるので、1400m以上のOP実績があり、持ちタイムが良い馬と末脚が鋭く前走の上がりのタイムがよい馬に注意。なおNZT1着馬は、2着以下との着差が大きく、底を見せていないなど成長が期待できる場合は注意が必要だが、あまり直結しない。2,3着馬が要注意だが、上りが早くても東京に合うとは限らない。前走重賞を人気で負けていた馬に注意が必要。ペースは上がらないことが多いが、今年のように先行馬そろった場合は差し馬が明らかに有利。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 7 15 シュネルマイスター 牡3 ルメール 57 1.31.6 美・手塚 2
2 5 10 ソングライン 牝3 池添 55 ハナ 美・林 7
3 4 8 グレナディアガーズ 牡3 川田 57 2 1/2 栗・中内田 1
4 3 5 リッケンバッカー 牡3 横山武 57 1/2 栗・西村 11
5 8 16 ロードマックス 牡3 岩田望 57 3/4 栗・藤原英 15
払い戻し金
単勝 15
370円(2番人気)
複勝 15
150円(2番人気)
10
320円(7番人気)
8
140円(1人気)
枠連 5-7
2,880円(9番人気)
馬連 10-15
3,690円(13番人気)
馬単 15-10
4,960円(18番人気)
3連複 8-10-15
3,540円(7番人気)
3連単 15-10-8
21,180円(45番人気)
ワイド 10-15
980円(12番人気)
8-15
300円(1番人気)
8-10
660円(5番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


Copyright (C) 2021 Ferris Conducts. All Rights Reserved