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春の古馬長距離No.1決定戦。古馬G1では、唯一の3000m超の長距離戦。 G1馬は2頭だが絶対的な存在はなく混戦模様。前哨戦上位の馬が人気
近6年すべて1,2番人気が勝っているが、2桁人気が2回2着など紐荒れの傾向もある。5〜6歳が中心 |
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- ディープボンド(3.6倍):G1は菊花賞4着が最高も、前走阪神大賞典5差1着と圧倒。長距離は合う
- アリストテレス(3.8倍):昨年の菊花賞でコントレイルと差のない2着。前走阪神大賞典は道悪のせいか7着
- ワールドプレミア(5.2倍):2年前菊花賞1着でその後未勝利も、前走日経賞は差のない3着と復活傾向
- カレンブーケドール(7.3倍):重賞勝ちはないがG1で2着3回。常に掲示板は確保と勝ちきれないが堅実
- ユーキャンスマイル(12.0倍):天皇賞(春)は5着、4着と堅実。前走阪神大賞典2着で距離伸びてよい
以下オーソリティ(12.2倍)、ディアスティマ(12.6倍)、ウインマリリン(22.7倍)までが40倍以下
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ワールドプレミア:気合乗りよくのびやかな歩様。張りのある馬体でトモの踏み込みも深い ディープボンド:気合乗りよくクビを使ってグイグイ引っ張り歩く。トモの踏み込み深く力強い ウインマリリン:気合乗りよく素軽い歩様。トモの踏み込み力強い アリストテレス:落ち着いているが適度な気合。素軽い歩様でトモの送りは浅めも踏み込みは力強い カレンブーケドール:落ち着いており素軽い歩様。トモの踏み込み力強い ディアスティマ:落ち着いているが適度な気合乗り。トモの踏み込み深い |
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ややバラついたスタートでオセアグレイト、ディバインフォースなどが後方。ディアスティマが押してハナへ行き、外からジャコマルが合わせていき2番手。カレンブーケドール、ディープボンドが好位に続き、その後方にアリストテレス、ウインマリリン。やや離れてワールドプレミアが中団で、メイショウテンゲン、マカヒキなどが続く。後方にオーソリティ、ユーキャンスマイル、ナムラドノヴァンなどがいて、最後方はオセアグレイト。前方はやや詰まり、後方がばらけた縦長の展開で最初の直線へ。
1000mは59.8とやや速めのペース。馬順は変わらず淡々と進み、1コーナーから2コーナーへ。向こう正面でポジションをとるために前に行く馬がいて、中団以降でややペースが上がる。3コーナー手前で馬群が詰まってきて、横に広がり一団になってくる。先団から脱落する馬もいて、アリストテレス、ワールドプレミアなどは外を上がって前に取り付いてくる。 先頭はディアスティマとカレンブーケドールが並んで、2馬身離れてディープボンド、さらに2馬身差でアリストテレス、ワールドプレミア。1馬身離れてウインマリリンという態勢で直線へ。
直線に入ると内のディアスティマにカレンブーケドールが並びかけ前に出る。2馬身差でディープボンドが続き、さらに2馬身差でアリストテレスとワールドプレミアが並んで前を追う。カレンブーケドールが先頭に立ち、内のディアスティマが懸命に粘るところ、外からじりじりとディープボンドが差を詰めてくるが、その外からアリストテレスを交わしたワールドプレミアが一気に差してくる。 残り200mでカレンブーケドールがアタマ差先頭で内でディアスティマも必死に粘るところ、ディープボンドが1馬身差まで詰めてきて、さらにワールドプレミアが並びかけてくる。 残り100mでカレンブーケドールが抜けて先頭に立つが、大外からワールドプレミアがディープボンド、さらにカレンブーケドールも交わして一気に先頭に立つ。内からディープボンドも盛り返し、一緒にカレンブーケドールを交わすが、最後は脚色が一緒になる。そのままワールドプレミアが先頭でゴール。3/4馬身差でディープボンドが2着。ゴール前でやや突き放されたカレンブーケドールが2馬身差3着に入り、最後に差を詰めてきたアリストテレスがアタマ差で4着。内で粘るディアスティマをゴール直前で交わしたウインマリリンが2 1/2馬身差5着。
ワールドプレミアは中団内追走から向こう正面で外に出し、早めに仕掛けて出て、直線は長く脚を使って差し切る。スタミナあり距離適性と長く脚を使う特性を生かした。切れる脚はないが長距離は合う印象。 ディープボンドは先行して最後も差し返す勢いを見せ、長距離は合う印象。ワールドプレミアとも差はなく力はある カレンブーケドールは先行して途中まで先頭も最後は差し負ける。脚の使いどころが難しいが力はあり距離も問題ない。アリストテレスも距離は問題ないが、適距離はもう少し短いところか |
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ワールドプレミアはスタミナあり長く脚を使い、特に長距離が合う。中距離は勝ちきれないが堅実 ディープボンドはスタミナあり距離伸びて良さが出る。ステイヤータイプで中距離では勝ちきれない面も カレンブーケドールは堅実だが末が甘く勝ちきれない。ただし根性はあり毎回好走は期待できる
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今年はやや速めのペースだったが阪神で直線が短いこともありペースが上るタイミングが京都より早く、より力の有無が結果に出る印象。流れによって傾向が変わるので、ペースの見極めは重要。 5年連続1番人気連対で傾向が変わった印象だが、阪神の方が人気馬同士の決着が多くなると思われる。 |
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着順 |
枠番 |
馬番 |
馬名 |
性齢 |
騎手 |
重量 |
タイム
着差 |
厩舎 |
人気 |
1 |
1 |
1 |
ワールドプレミア |
牡5 |
福永 |
58 |
3.14.7(R) |
栗・友道 |
3 |
2 |
6 |
12 |
ディープボンド |
牡4 |
和田竜 |
58 |
3/4 |
栗・大久保 |
1 |
3 |
2 |
3 |
カレンブーケドール |
牝5 |
戸崎 |
56 |
2 |
美・国枝 |
4 |
4 |
1 |
2 |
アリストテレス |
牡4 |
ルメール |
58 |
アタマ |
栗・音無 |
2 |
5 |
7 |
14 |
ウインマリリン |
牝4 |
横山武 |
56 |
2 1/2 |
美・手塚 |
8 |
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単勝 |
1 |
520円(3番人気) |
複勝 |
1 |
160円(2番人気) |
12 |
150円(1番人気) |
3 |
200円(4人気) |
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枠連 |
1-6 |
470円(1番人気) |
馬連 |
1-12 |
940円(2番人気) |
馬単 |
1-12 |
2,220円(5番人気) |
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3連複 |
1-3-12 |
2,040円(2番人気) |
3連単 |
1-12-3 |
11,490円(15番人気) |
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ワイド |
1-12 |
360円(1番人気) |
1-3 |
500円(4番人気) |
3-12 |
530円(5番人気) |
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(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい) |