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第21回 チャンピオンズカップ(2020年)

12/6 中京 ダート1800m 晴・良 16頭

 

ダート1800mで争う秋のダートの中長距離No.1決定戦。以前のJCダートから左回りの中京に代わり7回目。
今年も外国馬の参戦はなく、国内ダート無敗のクリソベリルが中心。ただしそれ以外は混戦
近4年は1番人気が連対し上位人気は比較的強い。脚質は先行・好位と追い込みで決まること多く、どちらもある
  1. クリソベリル(1.4倍):昨年の勝ち馬で国内8戦全勝。前走のJBCクラシック圧勝で底を見せていない
  2. カフェファラオ(6.0倍):5戦4勝で前走古馬と初対戦も勝利。中央の馬場は負けなし
  3. ゴールドドリーム(9.9倍):チャンピオンズCは3年前1着昨年2着中央G1は4歳上はすべて連対
  4. チュウワウィザード(13.3倍):交流G1 2勝。17戦して着外1と安定して上位。昨年脚を余し4着
  5. クリンチャー(19.9倍):菊花賞2着、春天3着と芝長距離で良績。ダートも安定して上位
    以下サンライズノヴァ(22.9倍)、タイムフライヤー(36.6倍)、エアアルマス(38.9倍)までが50倍以下

クリソベリル:落ち着いているが適度な気合で外を歩く。トモの踏み込み深い
チュウワウィザード:気合乗りよくクビを使って機敏な動き。トモの踏み込み深い
クリンチャー:気合乗りよいが落ち着きありクビを使って歩く。トモは力強い
サンライズノヴァ:落ち着いており適度な気合乗り。トモの踏み込み力強い
カフェファラオ:気合乗りよくテンション高めで時々小脚使う。トモの送り狭めも力強い
ゴールドドリーム:テンション高めで小脚を使う。トモはやや固めも力強い

ほぼ揃ったスタートからエアアルマスが押して前へ。1コーナーへ先行馬殺到するが、外からインティが2番手。好位外にやや掛かりぎみにクリソベリル。中団にチュウワウィザード、カフェファラオ。その後方にタイムフライヤー、ゴールドドリーム。後方集団にクリンチャー、モズアスコット、さらにサンライズノヴァがいて、最後方はサトノティターン。
かなりの縦長で進み、1000mは1.00.3とミドルペース。3コーナー過ぎから後方の馬の手綱が動き、ペースが上がって一気に馬群が詰まってくる。4コーナー手前では横に広がり一団。小回りということもあり、各馬の反応は早め。

先頭がエアアルマスでインティが1馬身差2番手で4コーナーを回る。その2馬身後ろ外にクリソベリル、その1馬身後ろ外にチュウワウィザード。残り300mでインティがエアアルマスを交わして先頭。2馬身半差でクリソベリルとチュウワウィザードが並んで4番手。さらに1馬身半後方外にゴールドドリーム。そこからクリソベリルの伸び一息で、チュウワウィザードが前に出て3番手に上がる。先頭のインティはムチを入れて逃げ込みを図る。
残り200mを切ってインティが1馬身差で先頭で、2番手はラチ沿いでエアアルマスが粘るも、外からチュウワウィザードがじりじり迫る。1馬身差内のクリソベリルは伸び一息で、外からゴールドドリームが迫る。
残り100m手前でチュウワウィザードがインティを交わして先頭。3番手はエアアルマス、クリソベリル、ゴールドドリームが並ぶも、ゴールドドリームはクリソベリルを交わして3番手で前2頭を追う。
チュウワウィザードは力強く伸びてインティ以下を突き放し、最後は2 1/2馬身差をつけて1着でゴール。2番手は内のインティが懸命に粘るところ、ゴール直前で外からゴールドドリームが交わし2着。インティはクビ差3着。クリソベリルは最後までがんばるがインティに3/4馬身差4着まで。最後に後方から一気に伸びてきたモズアスコットが5着。

チュウワウィザードは中団でクリソベリルを見る位置。直線は外から一気に伸びて1位タイの上り36.4で強い勝ち方。クリソベリルには3戦3敗と分が悪かったが、鋭い末脚を繰り出して雪辱する。18戦して10勝、着外1と安定感あり現在のダート界ではかなりの実力馬。
ゴールドドリームは中団から長く脚を使い昨年と同じ2着。近走やや不振も得意の舞台で結果を出し、年齢による衰えもなし
インティは早め抜け出しからよく粘ったが、最後は上位2頭の決め手にやられた。昨年同様近2走の不振からは脱却。
4着のクリソベリルはやや掛かる場面あったが力を出せなかった印象。やや調子落ちとの情報も

チュウワウィザードは力はあり成績も安定。ようやくすべてがかみ合って力強さを見せて完勝。地方、中央問わず活躍期待できる
ゴールドドリームは鋭い末脚で2着確保。地方の馬場より中央が合う印象で、まだ年齢による衰えも感じさせない
インティはうまく逃げたが最後は決め手の差が出たか。マイルがベストのイメージも1800mも対応可能。中央の馬場も合う

直近の重賞実績は重要。その年の重賞勝利あるいはG1での連対は必須(前年の上位馬除く)で、1800m前後での良績が理想。先行脚質が有利だが、ペース次第で差しも効く。またJBCや南部杯組が有力だが、そこでの成績が悪くても中央の馬場で良績の馬には注意が必要
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 6 11 チュウワウィザード 牡5 戸崎 57 1.49.3 栗・大久保 4
2 1 2 ゴールドドリーム 牡7 和田竜 57 2 1/2 栗・平田 3
3 7 13 インティ 牡6 武豊 57 クビ 栗・野中 10
4 8 15 クリソベリル 牡4 川田 57 3/4 栗・音無 1
5 6 12 モズアスコット 牡6 横山武 57 3/4 栗・矢作 11
払い戻し金
単勝 11
1,330円(4番人気)
複勝 11
320円(2番人気)
2
390円(4番人気)
13
1,490円(9人気)
枠連 1-6
3,040円(10番人気)
馬連 2-11
4,010円(12番人気)
馬単 11-2
11,170円(27番人気)
3連複 2-11-13
35,310円(82番人気)
3連単 11-2-13
206,940円(391番人気)
ワイド 2-11
770円(6番人気)
11-13
3,970円(34番人気)
2-13
3,740円(33番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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