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第25回 NHKマイルカップ(2020年)

5/10 東京 芝1600m 晴・良 18頭

 

3歳マイル王決定戦。短距離得意な馬や、クラシックでは距離が長く合わない馬が広く集結
マイル以下に実績がある馬中心にいろいろな路線からきており力関係が難しい。桜花賞2着のレシステンシアが持ちタイムも良く人気の中心。
前走は3歳G1か芝1600m以上の重賞からと傾向は明確だが巻き返しも多く荒れやすい。馬場が良く速い決着になるので逃げ馬も比較的良績
  1. レシステンシア(3.0倍):阪神JF逃げて5差好タイムで圧勝。重の桜花賞2着と安定感あり。
  2. タイセイビジョン(4.9倍):朝日杯FS2着、アーリントンC1着。京王杯2歳S1着で東京実績あり
  3. サトノインプレッサ(5.1倍):デビュー3連勝で毎日杯1着。輸送、左回り、良馬場と初が多い
  4. ルフトシュトローム(5.9倍):デビュー3連勝でNZT1着。4角の不利をはねとばす強い勝ち方
  5. サクセッション(12.0倍):ジュニアC圧勝でスプリングS3着。マイルの方が合うか
    以下ギルデッドミラー(19.0倍)、シャインガーネット(20.6倍)、ウイングレイテスト(27.0倍)、ラウダシオン(29.6倍)までが30倍以下

レシステンシア:適度な気合だが落ち着いておりクビを使って堂々とした歩様。トモの踏み込み深い
タイセイビジョン:落ち着いており伸びやかな歩様でクビを使って歩く。トモの踏み込み深い
シャインガーネット:落ち着いているが適度な気合で軽やかな歩様。トモの踏み込み深い
サトノインプレッサ:気合乗りよいがゆったりとした歩様。トモも力強い
ルフトシュトローム:気合乗りよくややテンションは高め。トモの踏み込み浅めも力強い
サクセッション:気合乗りよく素軽い歩様だが馬体はややゆるいか。トモの踏み込み力強い

ややバラついたスタートからシャチが3馬身ほど出遅れルフトシュトロームも後方。内からレシステンシアが無理なく前に行き、ラウダシオンも外から並びかけるが抑えて2番手。タイセイビジョン、プリンスリターン、ギルデッドミラーなどが好位で続き、中団にボンオムトゥック、シャインガーネット、さらにサクセッションなど。後方にルフトシュトローム、サトノインプレッサなどで最後方がウイングレイテスト。
600mは34.1と昨年ほどではないがやや速めの流れ。向こう正面は縦長で進む。

3コーナー手前から後方の馬が追い出し始めて馬群が詰まってくる。4コーナー手前から馬群が詰まって横に広がり、一団になって4コーナーを回り直線へ。
直線に入ってレシステンシアが1馬身差で先頭で2番手がラウダシオン。さらに最内1馬身差でタイセンビジョン。徐々にやや離れた外からラウダシオンがレシステンシアに並びかけて残り400mでは3/4差。さらに1 1/2差の最内でタイセイビジョンが追うがなかなか差は詰まらない。その後ろからはシャインガーネット、ギルデッドミラーも前を追い、さらに後方の馬たちも追うがなかなか伸びてこない。
残り300mでラウダシオンはレシステンシアに並びかけ、1 1/2差でタイセイビジョン。外の馬たちの伸び脚は今一つ。そのままレシステンシアとラウダシオンの追い比べは続くが、残り200m手前でラウダシオンがレシステンシアを交わして前に出る。後続は3馬身ほど離れ、ギルデッドミラーが内のタイセイビジョンを交わして3番手に上がる。すぐ外のシャインガーネットが5番手。

そのままラウダシオンは伸びて先頭。内のレシステンシアも懸命に粘るがじりじり離される。3馬身ほど離れた3番手はギルデッドミラーが抜けてクビ差でタイセイビジョンも粘る。シャインガーネットはやや離される。
残り100mで1馬身抜け出したラウダシオンは、そのまま差を広げて先頭でゴール。最後は差がつくも良く粘ったレシステンシアが2着。3番手はいったん抜けたギルデッドミラーに再度内からタイセイビジョンが並びかけ、合わせ馬で一気に前との差を詰めるも、3/4差3着がギルデッドミラーでハナ差4着がタイセイビジョン。5着は最後に伸びてきたルフトシュトロームがゴール前でシャインガーネットを交わす。

ラウダシオンはスタート今一つも押して2番手を確保。そのまま直線に入ると、やや外からレシステンシアを交わして長く脚を使って1着。先行有利の馬場を読んだ騎手の好判断に馬も良く応えた。
レシステンシアはやや速めのペースで逃げて最後までよく粘り力は出したが、東京マイルはやや長いか。
ギルデッドミラーは好位からよく脚を伸ばし熾烈な3着争いを制する。タイセイビジョンは直線半ばでやや後退。最後に良く伸びたが前を交わせず。ルフトシュトロームは2番の上りで後方から脚を伸ばすが展開向かず5着まで。

ラウダシオンは先行して長く脚を使いマイルは合っている。東京2戦とも圧勝で得意な印象
レシステンシアは力はあるがややマイルは長いか。1400mぐらいが合う印象で馬場は選ばない
ギルデッドミラーはやや勝ちきれない印象も力はあり確実に伸びてくる

馬場が良く時計が早くなるので、1400m以上のOP実績があり、持ちタイムが良い馬と末脚が鋭く前走の上がりのタイムがよい馬に注意。なおNZT1着馬は、2着以下との着差が大きく、底を見せていないなど成長が期待できる場合は注意が必要だが、あまり直結しない。2,3着馬が要注意だが、上りが早くても東京に合うとは限らない。前走重賞を人気で負けていた馬に注意が必要。ペースは上がらないことが多いので、前走で先行あるいは好位で4コーナーを回った馬に注意。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 6 11 ラウダシオン 牡3 Mデムーロ 57 1.32.5 栗・斉藤崇 9
2 2 3 レシステンシア 牝3 ルメール 55 1 1/2 栗・松下 1
3 3 6 ギルデッドミラー 牝3 福永 55 3/4 栗・松永幹 6
4 1 2 タイセイビジョン 牡3 石橋 57 ハナ 栗・西村 2
5 7 14 ルフトシュトローム 牡3 レーン 57 1 1/4 美・堀 4
払い戻し金
単勝 11
2,960円(9番人気)
複勝 11
810円(10番人気)
3
180円(1番人気)
6
440円(6人気)
枠連 2-6
3,020円(14番人気)
馬連 3-11
4,200円(15番人気)
馬単 11-3
11,900円(41番人気)
3連複 3-6-11
19,620円(69番人気)
3連単 11-3-6
152,750円(460番人気)
ワイド 3-11
1,570円(18番人気)
6-11
6,240円(59番人気)
3-6
1,230円(11番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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