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第80回 桜花賞(2020年)

4/12 阪神 芝1600m 雨・重 18頭

 

牝馬クラシックの第1弾。この時期のマイル戦は、距離適性はあまり関係ないがマイル実績は必要。
阪神JF快勝でチューリップ賞3着のレシステンシアが1番人気も、上位6頭が1桁人気と混戦
4枠から外の枠の連対馬が多く、特に7or8枠は過去10年で7回連対。差し追込脚質が毎年連対する。

  1. レシステンシア(3.7倍):阪神JF5差圧勝。チューリップ賞は3着もハイペースで逃げて上りしっかり
  2. デアリングタクト(4.2倍):2戦2勝で前走エルフィンS4差の圧勝。末脚よい
  3. サンクテュエール(6.9倍):アルテミスS2着で前走シンザン記念牡馬相手に1着。勝負根性ある
  4. リアアメリア(7.7倍):アルテミスS快勝で阪神JF1番人気(6着)。素質あり立て直せれば
  5. マルターズディオサ(8.1倍):阪神JF2着、チューリップ賞1着と馬場実績あり、世代で力上位
    以下クラヴァシュドール(8.8倍)、ミヤマザクラ(10.4倍)、マジックキャッスル(24.4倍)までが30倍以下

ミヤマザクラ:適度な気合乗りで、迫力ある馬体引き締ま、りトモの踏み込み深く力強い
レシステンシア:落ち着いているが適度な気合乗り。クビを使って歩き、トモの踏み込み深く力強い
サンクテュエール:落ち着いており適度な気合で力強い歩様。トモの踏み込み深い
マルターズディオサ:迫力ある締まった馬体で気合乗りよい。トモの踏み込み力強い
デアリングタクト:気合乗りよく柔らかみある歩様で脚の長さ目立つ。トモの踏み込み深い
クラヴァシュドール:気合乗りよく馬体に迫力ある。トモの送りは狭いが踏み込み力強い

ややバラついたスタートから内のスマイルカナが前へ。マルターズディオサ、サンクテュエールなども続くが、外からゆっくりとレシステンシアが前に行き2番手。マルターズディオサ、サンクテュエールなどが続き、外にクラヴァシュドール、その後方にリアアメリア、ミヤマザクラなど。後方にデアリングタクト、エーポス、さらにマジックキャッスルなどがいて後方は離れてヒルノマリブ、チェーンオブラブ。向こう正面から3コーナーで縦長で進むも、次々に中団の馬が前に行き馬順の入れ替えが激しい。

600mは34.9と重にしては速めのペース。3コーナーでクラヴァシュドールが大きくポジションを下げて、外から内へ。3コーナーから馬群がバラバラながら徐々に詰まってくるが縦長のまま。そのままバラついた状態で4コーナーを回って直線へ。

直線に入ると先頭のスマイルカナとレシステンシアが抜け出し、馬場の良い中央で馬体を合わせて追い比べ。3馬身差でマルターズディオサが続き、さらに2馬身差でサンクテュエールなども続くが、かなりバラバラな状況。
残り300mでレシステンシアがスマイルカナを交わして先頭に立つがスマイルカナも粘る。2頭から3馬身差の外にマルターズディオサがいて、内の方1馬身差でサンクテュエール。さらに大外からはデアリングタクト、内ラチ沿いからはクラヴァシュドールも伸びてくる。
残り200mを切ってレシステンシアが先頭も内でスマイルカナも粘る。外からデアリングタクトが3番手に上り、マルターズディオサ、サンクテュエール、クラヴァシュドールが差なく続く。
残り100mでレシステンシアが抜け出し先頭。そこに外からデアリングタクトが伸びてきてスマイルカナを交わし、ゴール前で一気にレシステンシアも交わして先頭。そのまま伸びて、最後はレシステンシアに1 1/2馬身差をつけてデアリングタクトが1着でゴール。3着はスマイルカナが粘り、最内からじりじり伸びたクラヴァシュドールは4着まで。外から伸びてきたミヤマザクラがゴール直前でサンクテュエールをハナ差交わして5着。

デアリングタクトは道中は抑え気味に中団後方の内を追走。3コーナー手前で外に出すと徐々にポジションを上げて行き、直線は外から一気に伸びて最速の上り36.6で1着。末脚よく重馬場も苦にせず強い勝ち方。距離もこなしそう。
レシステンシアはスタート一息も徐々に前に行き、早めに抜け出し直線も最後まで粘る。距離はマイルがぎりぎりか。
スマイルカナは逃げて直線半ばまで粘って見せ場作り3着も、重馬場に助けられた面も。クラヴァシュドールは3コーナーでポジション下げる不利。最内からよく伸びたが馬場に苦しみ4着まで。

デアリングタクトは重でも末脚よく勝負根性あり現時点では世代で上位。距離もこなせそうで次走も有力
レシステンシアはスピードあり馬場も問わない。ただしマイルまでのイメージで短距離が合っていそう
スマイルカナは馬場も武器にうまく逃げ粘る。時計のかかる馬場が合うイメージでスピード比べは割引

トライアル、前哨戦で、どれがレベルが高かったかの判定が必要だが、基本的にチューリップ賞組が中心。トライアルで人気で負けた馬の敗因分析も重要。また外枠の好走の可能性が高く。特に7,8枠は注意が必要。基本的に上りの切れるタイプが上位に来やすい。牡馬相手の重賞好走も評価が必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 5 9 デアリングタクト 牝3 松山 55 1.36.1 栗・杉山晴 2
2 8 17 レシステンシア 牝3 武豊 55 1 1/2 栗・松下 1
3 2 3 スマイルカナ 牝3 柴田大 55 1 3/4 美・高橋祥 9
4 6 11 クラヴァシュドール 牝3 Mデムーロ 55 1 栗・中内田 6
5 7 14 ミヤマザクラ 牝3 福永 55 3/4 栗・藤原英 7
払い戻し金
単勝 9
420円(2番人気)
複勝 9
190円(2番人気)
17
170円(1番人気)
3
730円(9人気)
枠連 5-8
1,040円(2番人気)
馬連 9-17
1,110円(1番人気)
馬単 9-17
1,930円(1番人気)
3連複 3-9-17
12,590円(45番人気)
3連単 9-17-3
47,760円(196番人気)
ワイド 9-17
490円(1番人気)
3-9
2,880円(31番人気)
3-17
2,480円(28番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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