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第79回 桜花賞(2019年)

4/7 阪神 芝1600m 晴・良 18頭

 

牝馬クラシックの第1弾。この時期のマイル戦は、距離適性はあまり関係ないがマイル実績は必要。
阪神JF、チューリップ賞を含む5戦4勝のダノンファンタジーが1番人気も、新馬でダノンファンタジーに勝ち朝日杯FS以来のグランアレグリアも差なく続く
4枠から外の枠の連対馬が多く、特に7or8枠は過去10年で7回連対。差し追込脚質が毎年連対する。

  1. ダノンファンタジー(2.8倍):阪神JF、チューリップ賞を含む5戦4勝。展開問わず勝負根性あり
  2. グランアレグリア(3.4倍):新馬でダノンファンタジーに2差圧勝。サウジRCも快勝で朝日杯FS挑戦(4着)。今年初戦
  3. クロノジェネシス(5.7倍):阪神JF2着、クイーンC1着。末脚よく4戦すべて連対と安定
  4. ビーチサンバ(10.7倍):阪神JF3着、クイーンC2着。勝ちきれないが重賞で常に上位
  5. アクアミラビリス(12.4倍):エルフィンS1着でクイーンズリング半妹。キャリア3戦がどうか
    以下シェーングランツ(19.2倍)、シゲルピンクダイヤ(20.0倍)、エールヴォア(26.1倍)までが40倍以下

グランアレグリア:落ち着いているが適度な気合乗り。雄大な馬体でトモの踏み込み浅めも力強い
ダノンファンタジー:落ち着いているが適度な気合乗り。クビを使って歩き、トモの踏み込み力強い
ビーチサンバ:気合乗りよくトモの踏み込み深く力強い
クロノジェネシス:テンションやや高めも気合乗りよい。トモの踏み込みは深く力強い
シゲルピンクダイヤ:落ち着いているが適度な気合。馬体の柔らかみ目立ちトモの踏み込み深い
エールヴォア:落ち着いており、やや気合足りない感じ。トモの踏み込み力強い

ほぼ揃ったスタートからシゲルピンクダイヤ、レッドアステルが出遅れ。メイショウケイメイが前に行くが、外から押してプールヴィルが先頭。好位にやや掛かりぎみにグランアレグリア、さらにクロノジェネシス、ダノンファンタジー。中団にアクアミラビリス、ルガールカルムなどがいて、その後方にビーチサンバ、アウィルアウェイ、エールヴォア。さらにシゲルピンクダイヤ、シェーングランツなどがいて、最後方はフィリアプーラ。向こう正面は縦長で進む。

600mは35.4と遅めのペース。ビーチサンバが3コーナー手前で後方から中団に上がるなど、スローに対応する動きも。3コーナーから馬群が徐々に詰まってきて、グランアレグリアも好位から前へ上がっていく。4コーナー手前で馬群は一団となり、外からグランアレグリアが馬なりで先頭に並びかける。後方の馬も追い出し直線へ。

直線に入るとすぐに内のプールヴィルを交わしてグランアレグリアが先頭。2馬身差で外からダノンファンタジーも追ってくる。さらに後方からはアクアミラビリス、ビーチサンバなども前を追う。そのまま先頭のグランアレグリアは脚を伸ばし、ダノンファンタジーとの差が広がる。
残り300mを切ってグランアレグリアは内ラチにつきゴールを目指す。3番手のダノンファンタジーは差を詰められず3馬身差。その後方の馬も伸び一息。
残り200mを切ってグランアレグリアは3馬身半差で先頭。2番手のプールヴィルを交わして馬場中央でダノンファンタジーが2番手に上がる。その後方からはビーチサンバ、シゲルピンクダイヤなどが前を追う。残り100mを切ってもグランアレグリアは3馬身以上抜けて、ほぼセーフティリード。ダノンファンタジーはいっぱいになり、内からシゲルピンクダイヤが一気に並びかけてくる。その1馬身半差後方のビーチサンバに外からクロノジェネシスが並びかける。
グランアレグリアはそのまま余裕で先頭をキープし1着でゴール。残り50mでシゲルピンクダイヤがダノンファンタジーを交わして2番手に上り、そのまま2着でゴール。ダノンファンタジーも懸命に食い下がるが、最後に外からクロノジェネシスが交わして3着。ダノンファンタジーは4着で、クロノジェネシスと伸びてきたビーチサンバは5着まで。

グランアレグリアはスタート直後は行きたがったがすぐに折り合い、好位を追走。3コーナ過ぎから早めに進出し、直線に入って先頭に立つと、あとは後方から差を詰められることなく余裕の1着。先行して上りもしっかり。力の差を見せつける勝ち方。
シゲルピンクダイヤはスタート一息も後方から直線は内を突き、メンバー1番の上りでチューリップ賞に続く2着。よい末脚を見せた。
クロノジェネシスは中団から外を差してきて力を見せるが3着まで。ダノンファンタジーはグランアレグリアを見る位置も折り合いに気を使い追い出しが遅れたのが響き、最後は脚色鈍ってゴール前で4着に落ちた。

グランアレグリアは折り合いに問題なくスタミナもあり、現状では同世代牝馬に敵なし。距離伸びても問題なさそう
シゲルピンクダイヤは末脚切れるタイプでためて良さが出る。上位安定も勝ちきれないイメージ
クロノジェネシスは安定感あり長く脚を使う。距離に融通がききそうで、直線長いコースが合うか

トライアルで、どれがレベルが高かったかの判定が必要だが、基本的にチューリップ賞組が中心。トライアルで人気で負けた馬の敗因分析も重要。また外枠の好走の可能性が高く。特に7,8枠は注意が必要。基本的に上りの切れるタイプが上位に来やすい。牡馬相手の重賞勝ちも評価が必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 4 8 グランアレグリア 牝3 ルメール 55 1.32.7 美・藤沢和 2
2 8 16 シゲルピンクダイヤ 牝3 和田 55 2 1/2 栗・渡辺 7
3 2 4 クロノジェネシス 牝3 北村友 55 クビ 栗・斉藤崇 3
4 7 15 ダノンファンタジー 牝3 川田 55 ハナ 栗・中内田 1
5 7 14 ビーチサンバ 牝3 福永 55 クビ 栗・友道 4
払い戻し金
単勝 8
340円(2番人気)
複勝 8
170円(2番人気)
16
400円(6番人気)
4
200円(3人気)
枠連 4-8
3,110円(12番人気)
馬連 8-16
4,410円(12番人気)
馬単 8-16
5,700円(19番人気)
3連複 4-8-16
5,990円(17番人気)
3連単 8-16-4
31,810円(84番人気)
ワイド 8-16
1,280円(12番人気)
4-8
420円(3番人気)
4-16
1,410円(15番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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