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第76回 皐月賞(2016年)

4/17 中山 芝2000m 晴・良 18頭

 

牡馬クラシックの第1弾。速い馬が勝つと言われるが、小回り中山への対応が鍵
きさらぎ賞勝ちのサトノダイヤモンドと弥生賞1,2着のマカヒキ、リオンディーズが3強のイメージだが、力ある馬が多い印象
中山は紛れも多く、過去10年で5回は6番人気以下の馬が連対。しかし近5年は4番人気以下同士で決まり比較的固い
  1. サトノダイヤモンド(2.7倍):デビュー3連勝中できさらぎ賞楽勝。やや間隔あいてどうか
  2. リオンディーズ(2.8倍):朝日杯JF1着で弥生賞は早め抜け出しでクビ差2着と力ある
  3. マカヒキ(3.7倍):デビュー3連勝中で弥生賞は最速の上りでリオンディーズを差し切り末脚鋭い
  4. エアスピネル(16.1倍):デイリー杯圧勝で朝日杯1番人気2着。弥生賞3着と安定
  5. ロードクエスト(21.8倍):新潟2歳S後方から圧勝。ホープフルS2着、スプリングS3着と好走
    以下マウントロブソン(25.9倍)、アドマイヤダイオウ(27.4倍)、ディーマジェスティ(30.9倍)までが40倍以下

マカヒキ:落ち着きあるが気合よくクビを使って歩く。トモの踏み込みも深い
リオンディーズ:気合乗りよくクビを使って堂々と歩く。踏み込みも深い
サトノダイヤモンド:キビキビとした歩様でトモも力強く踏み込み深い
ディーマジェスティ:落ち着いているが気合乗りよい。トモ浅めも力強い
エアスピネル:落ち着いているが気合乗りよくトモも力強い
ロードクエスト:気合乗りよいがテンション高め。トモもやや浅め

ややバラついたスタートからリスペクトアースが押してハナへ。リオンディーズが掛かりぎみに前に行き、好スタートのジョルジュサンクを交わして2番手。さらにマウントロブソンなどが続き、エアスピネルが好位。やや空いてアドマイヤダイオウ、サトノダイヤモンド、ロードクエストなどが中団で、その後ろプロフェット、ディーマジェスティ、マカヒキなどが後方集団で、最後方が置かれる感じでトーアライジン。

1000mは58.4とかなり速いペースでリスペクトアースが飛ばし、かなり縦長で向こう正面を進む。
3コーナー手前で早くもリスペクトアースが一杯になり後退。代わってリオンディーズが先頭に立ち、徐々に後方の馬が差を詰め、馬群が固まってくる。リオンディーズが1馬身差先頭で4コーナーを回り直線へ。

直線に入ってややリオンディーズが突き放し、2番手はマウントロブソンとエアスピネル。その外にサトノダイヤモンドが迫り、ロードクエストが内を突く。さらに大外をディーマジェスティも伸びてくる。
残り200mを切ってリオンディーズが3/4馬身差で先頭も、外のエアスピネルその外からサトノダイヤモンドが迫る。内のマウントロブソンも懸命に粘るが、大外をディーマジェスティが伸びてきて、残り100mを切って一気に先頭に躍り出る。
さらに後方からマカヒキが鋭い脚で追い込んでくるが、抜け出したディーマジェスティも力強く伸びる。2番手のリオンディーズが懸命に粘り、それを外からエアスピネル、さらにサトノダイヤモンドが交わそうとするが、マカヒキが外から一気に交わし2番手へ。さらに先頭のディーマジェスティに鋭く迫るが、ディーマジェスティが先頭でゴール。マカヒキは1 1/4馬身差2着まで。
ゴール直前で内のリオンディーズが大きく外によれ、エアスピネル、さらにサトノダイヤモンドも不利を受ける。しかしサトノダイヤモンドが2頭を交わして3着。エアスピネルは挟まれて4位入線のリオンディーズを交わせず5位入線。しかし審議の結果進路妨害が認められ、4着エアスピネルでリオンディーズは5着に降着。

ディーマジェスティは後方から徐々に進出し、直線は外に出してメンバー2番の上りで一気に差し切る。ディープインパクト産駒らしい切れで皐月賞レコードを0.1秒更新。スピードあり上がりよく力あることを証明。
マカヒキは勝ち馬の少し後ろから1番の上りで追い込むも脚を余す。デビュー以来常に上り最速で勝ち馬に負けず劣らず。
サトノダイヤモンドは休み明けのせいかやや反応悪かったが力はある。エアスピネルはややジリ脚。リオンディーズは掛かってハイペースに巻き込まれた。

ディーマジェスティはまだ底を見せておらす末脚も鋭い。距離も問題なさそうで、速いタイムで勝った反動無ければ期待できる
マカヒキはデビュー以来すべて上り最速で折り合いも問題なし。距離延長は歓迎ではないが問題なさそう
サトノダイヤモンドは間隔あいたためか反応悪く、たたいて良化が見込める。折り合い問題ないのもよい
リオンディーズは掛かって先行し、距離延長は疑問。エアスピネルも伸びきれず現状ではマイルぐらいが合うか

近年は共同通信杯連対からの直行がトレンドで、5年で4勝。その他はトライアルからの出走が連対の条件。その3レースのレベルの見極めが大事で、レベル高いレースを人気で連対した馬は注目が必要。弥生賞は人気で負けた馬、スプリングS、若葉Sは見所のあった馬に注意。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 8 18 ディーマジェスティ 牡3 蛯名 57 1.57.9 美・二ノ宮 8
2 2 3 マカヒキ 牡3 川田 57 1 1/4 栗・友道 3
3 6 11 サトノダイヤモンド 牡3 ルメール 57 1 1/4 栗・池江 1
4 7 15 エアスピネル 牡3 武豊 57 1/2+ハナ 栗・笹田 4
5 8 16 リオンディーズ 牡3 Mデムーロ 57 4位降着 栗・角居 2
払い戻し金
単勝 18
3,090円(8番人気)
複勝 18
530円(8番人気)
3
160円(3番人気)
11
150円(2人気)
枠連 2-8
450円(2番人気)
馬連 3-18
6,220円(18番人気)
馬単 18-3
17,680円(38番人気)
3連複 3-11-18
6,000円(17番人気)
3連単 18-3-11
70,390円(172番人気)
ワイド 3-18
1,730円(17番人気)
11-18
1,760円(18番人気)
3-11
320円(3番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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