第18回 秋華賞（2013年）

1. デニムアンドルビー（3.3倍）：オークス3着。ローズSは追い込んで1着も直線短い京都内回りがどうか
2. スマートレイアー（3.5倍）：4戦3勝で1000万を完勝。重賞未経験はどうか
3. メイショウマンボ（5.2倍）：オークス1着。ローズSは差がないとはいえ4着
4. エバーブロッサム（13.5倍）：春はオークス含めて重賞3戦連続2着。ローズS大敗がどうか
5. ローブティサージュ（15.1倍）：阪神JF1着。桜花賞5着、ローズS6着と堅実
   以下ティアーモ（15.5倍）、ウリウリ（17.7倍）、シャトーブランシュ（21.5倍）、トーセンソレイユ（22.5倍）までが30倍以下

スマートレイアー：落ち着いているが気合乗りよくトモも力強い
メイショウマンボ：落ち着いていてキビキビ歩きトモの踏み込み深い
デニムアンドルビー：落ち着いていてトモの踏み込み深くよく見せる
ローブティサージュ：落ち着いてゆったり歩き毛づやがよい
エバーブロッサム：気合乗りよくトモの踏み込み深い
ウリウリ：毛ヅヤはよいが入れ込みきつくトモも今ひとつ

ほぼ揃ったスタートから、内のセキショウ、外のビーナストリックが前に行くが、スピードの違いでビーナストリックが1コーナーから離して逃げる。セキショウなどが続き、さらに離れてティアーモなど。さらに離れた好位にウリウリ、ローブティサージュ。中団にリラコサージュ、メイショウマンボ、シャトーブランシュなどがいて、その後ろにエバーブロッサム。後方にリボントリコロール、デニムアンドルビー、さらにスマートレイアーなど。
前は飛ばしてかなりの縦長になり、中団以降は詰まったかたちで進む。1000mは58.9とやや速めのペース。

3コーナー手前から後方の馬は押して徐々に前との差を詰め、中団外から上がっていくメイショウマンボを、直後のデニムアンドルビーが激しく追い上げる。
4コーナー手前で馬群が詰まって横に広がり、中団外のメイショウマンボとその外に馬体をあわせたデニムアンドルビー、さらにその後ろのスマートレイアーなどが追い出す。
直線に入ってセキショウが3馬身ほど離して先頭。そこに外から一気にメイショウマンボが伸びてきて、その後ろをデニムアンドルビー、リラコサージュも並んで追いすがる。さらに外からスマートレイアーもいい脚で追い込んでくる。
残り100mでもまだ先頭はセキショウだが、メイショウマンボが鋭く伸びてきて、残り50mで先頭。そのまま馬群を引き離して先頭でゴール。2着争いは3頭が並ぶが、最後に外から追い込んできたスマートレイアーがアタマ差交わして2着を確保。リラコサージュとデニムアンドルビーは並んで入線も、前者がハナ差出て3着。

メイショウマンボは中団外目を落ち着いて追走し、3コーナー過ぎから進出して、直線は早めに抜け出して後続を抑える。危なげなく完勝。掛からずにゴーサインにすぐ反応できる器用さが勝因。
スマートレイアーは後方からメンバー2位タイの上がりで追い込んだが捕らえられず。重賞初挑戦で好走も、内枠もあり位置取りが後方過ぎたか。器用さにもやや欠けるか。
リラコサージュは中団後方からメイショウマンボを追って好走。春は安定しており、ローズS18着で評価が下がりすぎた。デニムアンドルビーは器用さに欠け、3,4コーナーで追い上げるも前には届かず。直線長く坂のあるコースがよい。

メイショウマンボは器用さもあり堅実で大崩れが少ない。末脚もよく牝馬相手ならかなり活躍できそう
スマートレイアーは末脚よく、底を見せていない魅力がある。坂のある直線長いコースが合うか
リラコサージュはやや安定感に欠けるが力はありそう。デニムアンドルビーは器用さに欠け、本番に弱いところが気になる。