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西からのダービー東上最終便と言われ、2着までに入れば賞金的に出走の可能性が膨らむ。
骨折で5ヶ月休んだが、3連勝でデイリー杯,京都2歳を制した素質馬マルカシェンクが復帰。本番を前にどれだけの末脚を見せるかに期待が集まる。また2連勝で前走中山の芝2200m500万下山吹賞を逃げて圧勝した、松田博厩舎のアエローザとの一騎打ちが期待され、どちらが無敗でダービーに向かうかが焦点となった。 |
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- マルカシェンク:3戦全勝でデイリー杯の末脚は見事。当時からクラシック最有力候補といわれ、その期待が休み明けにもかかわらず、人気に現れた。
- アエローザ:2000m,2200mを2戦2勝で、前走0.6秒離す圧勝。厩舎の勢いもあり、順調さも買われて、2強ムード。
- トーホウアラン:2戦目のセントポーリア賞を0.6秒差で圧勝。前走スプリングS10着大敗が嫌われて、人気が落ちる。
- テューダーローズ:ローズバドの全弟というバラ一族の良血馬。前走芝2000mの500万下クビ差2着に差してきて、期待が膨らむ。
- マイネルポライト:芝2・1・1・1と安定。
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トーホウアランゆったり歩いていて馬体もよく、全体の印象はよい。
アエローザ落ち着いていて良い感じ。もう少し力強さがあればさらによい。
マルカシェンクときどきちゃかつき、やや物足りない感じもするが、悪くはない。
あとはアペリティフが比較的よく見せる。 |
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マルカシェンクがスタートでやや立ち遅れて後方から。トーホウアランにセレスケイがからみ、2頭で先行。中団にアペリティフ,マイネルポライト。アエローザはいつもより後方で、マルカシェンクはそれをマークするように最後から2頭め。
1000m62.8秒とかなりのスローペースになる。4コーナー手前で外からアエローザ、マルカシェンクが仕掛けるが、1テンポ早く内の先頭でトーホウアランがスパートし、先行馬もそれに続く。アエローザ、マルカシェンクが外から鋭く迫ろうとするが、道中がスローだったこともあり、先行勢との差がなかなかつまらない。
結局レースの上がりが33.5と上がりの勝負になって前が止まらず、後方からいったアエローザ,マルカシェンクは3,4着に惜敗。先行した馬がそのまま入線する形となった。
アエローザはキャリア不足、マルカシェンクは休み明けの影響があったか。懸命に追ったが差はなかなか詰まらず。互いに牽制しあって、いつもより位置取りが後ろ過ぎた感じもある。特にアエローザは先行したほうが、持ち味が生きそう。
先行馬はペースにも恵まれたが、内が伸びる馬場というのもよかった。 |
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トーホウアランはスプリングSは惨敗したが、東京のセントポーリア賞を勝っており、父ダンスインザダークで距離伸びてよいことから、ダービーには向いていそう。ただし2着との着差も少なく、また展開にも恵まれたこともあり、ハーツクライ,インティライミほどのインパクトは感じられない。近2年は勝ち馬がダービーで2着だが、今年はどうか。
アペリティフも展開に恵まれたイメージで、力的にはどうか。
マルカシェンクは休み明けということもあり、反応は今ひとつ。変わり身は期待できるが、血統的にも距離伸びてよいタイプでもなさそうで、今回の走りを見る限りでは、ダービーでは疑問。 |
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着順 |
枠番 |
馬番 |
馬名 |
騎手名 |
タイム
着差 |
人気 |
1 |
5 |
5 |
トーホウアラン |
藤田 |
2.14.8 |
3 |
2 |
1 |
1 |
アペリティフ |
岩田 |
クビ |
6 |
3 |
2 |
2 |
マイネルポライト |
本田 |
3/4馬身 |
5 |
4 |
6 |
6 |
アエローザ |
安藤 |
クビ |
2 |
5 |
3 |
3 |
マルカシェンク |
福永 |
1/2馬身 |
1 |
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単勝 |
5 |
1,410円(3番人気)
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複勝 |
5 |
370円(4番人気)
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1 |
480円(6番人気)
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2 |
450円(5番人気)
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枠連 |
1-5 |
8,420円(19番人気)
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馬連 |
1-5 |
8,570円(19番人気)
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馬単 |
5-1 |
16,290円(29番人気)
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3連複 |
1-2-5 |
17,030円(31番人気)
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3連単 |
5-1-2 |
133,600円(186番人気)
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ワイド |
1-5 |
2,090円(19番人気)
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2-5 |
1,490円(13番人気)
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1-2 |
1,690円(16番人気)
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(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい) |