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阪神大賞典でディープインパクトが楽勝したので、天皇賞(春)および宝塚記念に向けて、その挑戦者として名乗りを上げるために、勝っておきたいレース。昨年のクラシックで上位を争い、菊花賞では2,3着だったアドマイヤジャパン,ローゼンクロイツの両頭が出走し、力的には古馬牡馬の上位をしめてほしいところ。そのほかAJCC1着のシルクフェイマス、ダイヤモンドS1着のマッキーマックスと今年重賞を勝った馬もでており、ハーツクライと故障馬以外は、ほぼ出揃ったか。
ただし雨で重馬場となっており、重苦手な馬をはじめ、この結果が本番に直結するかはやや疑問もある。 |
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- ローゼンクロイツ:昨年のクラシックで関東では力が出せなかったが、菊花賞では3着好走。前走休み明けの中京記念で差のない2着で、力的には上位。
- アドマイヤジャパン:菊花賞2着など実力上位だが、JC以来の休み明けで、気性的にもあまりあてにはできないタイプ。
- カンパニー:昨年の京阪杯1着。前走中山記念2番人気で差をつめるも4着。重はどうか。
- シルクフェイマス:宝塚記念2着などの実績馬も不振が続いていたが、前々走AJCC1着で復活の兆し。
- スズカマンボ:昨年の天皇賞(春)差しきり1着。しかしその後はやや不振。
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ローゼンクロイツまあ良く見せる。見た目がよいのは、マッキーマックス,アグネスシラヌイ。ただし後者は7ヶ月ぶりなので、どうか。
アドマイヤジャパンはちょっとかりかりしている感じでどうか。アサカディフィート、カンパニーまあまあ。 |
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シルクフェイマスが好スタートから逃げる形。マーブルチーフ,アドマイヤジャパンが先行。ローゼンクロイツは中団、カンパニー,マッキーマックスが後方。
1000mが62秒とかなり馬場が悪い感じ。あまり順番が変わらずに直線に向くと、先団直後にいたスズカマンボが抜け出しを図る。ローゼンクロイツもそのすぐ外にあわせるが、重がダメなのかバランスを崩しがちでのびず。代わって外からカンパニーがじりじりとのび、あわせて中央をマッキーマックスがのびてくる。
じりじりのびてきた2頭で最後は1,2着。ローゼンクロイツも少しずつ伸びたが5着まで。アドマイヤジャパンは4コーナーで手が動き、反応悪く大敗。 |
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カンパニーは前走休み明けの中山記念で2番人気を裏切ったが、今回はよくのびて1着。あまり重を苦にする様子はなく、重でも狙えそう。
マッキーマックスは時計勝負でなく、力のいる状況になったのがよかったか。一気の距離短縮でも、末脚はなかなかよかった。
スズカマンボは一瞬見せ場を作ったが、最後は上位2頭に屈する。関西圏のほうがよさそうだが、距離的にも力的にも足りない印象。
ローゼンクロイツはあきらかに重にとまどっている感じで、力負けではない。良では見直しが必要。
アドマイヤジャパンは反応悪く、また気性的にも難しそう。ただし休み明けの神戸新聞杯で凡走したあと菊花賞2着になっており、ここで見限れない。天皇賞(春)でうまく先行できるようであれば、菊花賞の再現もありえる。
馬場はかなり悪く、次走が良であればまた違った結果になりそう。あまり参考にはならないかもしれない。 |
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着順 |
枠番 |
馬番 |
馬名 |
騎手名 |
タイム
着差 |
人気 |
1 |
5 |
5 |
カンパニー |
福永 |
2.04.5 |
3 |
2 |
3 |
3 |
マッキーマックス |
藤田 |
3/4馬身 |
6 |
3 |
8 |
12 |
スズカマンボ |
安藤 |
1馬身 |
5 |
4 |
5 |
6 |
シルクフェイマス |
柴田善 |
アタマ |
4 |
5 |
4 |
4 |
ローゼンクロイツ |
武豊 |
1 1/4馬身 |
1 |
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単勝 |
5 |
770円(3番人気)
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複勝 |
5 |
290円(3番人気)
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3 |
580円(9番人気)
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12 |
380円(5番人気)
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枠連 |
3-5 |
4,010円(16番人気)
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馬連 |
3-5 |
5,860円(19番人気)
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馬単 |
5-3 |
9,660円(31番人気)
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3連複 |
3-5-12 |
27,540円(70番人気)
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3連単 |
5-3-12 |
150,590円(367番人気)
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ワイド |
3-5 |
1,700円(19番人気)
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5-12 |
1,910円(20番人気)
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3-12 |
3,260円(36番人気)
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(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい) |