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阪神JFで1番人気を裏切ったアルーリングボイスが休み明けで、暮れのフェアリーSを勝ったダイワパッションが唯一の関東馬としてやはり休み明けで参戦。エルフィンSを鮮やかに差しきったサンヴィクトワールをはじめエルフィンS上位、500万下勝ち上がり組などで混戦模様。ただし1400〜1600mの重賞で強いパフォーマンスを見せた馬はおらず(アルーリングボイスのファンタジーSは強かったが阪神JFの負けが不可解)、どうしても小粒な印象。
勝ったり負けたりの馬たち中で、阪神JF人気のアルーリングボイスと4着のエイシンアモーレを上回れば、桜花賞に向けて一応の目処が立つと思われる。 |
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- サンヴィクトワール:前走エルフィンSの勝ちが鮮やか。前々走福寿草特別でフサイチジャンクに0.5秒差も価値がありそう。
- アルーリングボイス:ファンタジーS差しきり勝ちで阪神JF1番人気。ただし見せ場のない負け方で、それ以来の休み明け。
- ダイワパッション:昨年暮れのフェアリーS1着。強い勝ち方だったが、1200mしか経験がないのはやや不安。
- マチカネタマカズラ:クイーンSで差のない3着。
- エイシンアモーレ:エルフィンSは大敗したがその前の紅梅S3着。阪神JF4着で、上位勢力の1頭。
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パドックはマチカネタマカズラが比較的よいが、おっとりした感じでもう少し集中力が欲しい。
サンヴィクトワール-18kgの406kgで腹が巻き上がっており、かなり不安。
アルーリングボイスは入れ込んでいた阪神JFよりましも、全体は今ひとつの印象。
ダイワパッションはトモ狭く、フォーティナイナー産駒ということでダートの方が向く印象。スピード勝負はどうか。 |
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ダイワパッションが好スタートもすぐ下げる。マチカネタマカズラは大きく出遅れ。エイシンアモーレが先頭で逃げるが、600m34.8と比較的遅い流れ。下げたダイワパッションは先行馬の後ろ。ユメノオーラ、アルーリングボイスが中団。サンヴィクトワール、マチカネタマカズラは後方。
直線エイシンアモーレが力強く抜け出すも、中央をダイワパッションが徐々に伸びる。外からユメノオーラ、アルーリングボイスが伸びるも、抜けたダイワパッションの末脚もしっかりしており、エイシンアモーレを交わしてゴール。
最後ユメノオーラもよく伸びたが2着まで。アルーリングボイスは伸び一息で4着争いまで。 |
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ダイワパッションは3連勝中とはいえ1200mまでしか経験がなく、しかも初の関西輸送と不安が大きかったが、終わってみれば強い勝ち方。1600mも持ちそうだが、再度の輸送などどうか。血統的にも桜花賞は疑問。
ユメノオーラ、エイシンアモーレはいずれも母父SSだが、父はマイネルラヴ、エイシンワシントンとどちらも短距離型。1600mに自信がもてるタイプではない。ユメノオーラの末脚はよかったが、連闘できており、本番に力が残っていればよいが。
サンヴィクトワール(12着)、マチカネタマカズラ(13着)は後方のままで大敗。前者は馬体減、後者は出遅れが原因と思われるが、本番ではやはり不安。マチカネタマカズラはオークスの方が向いているかもしれない。
アルーリングボイス(4着)を含めて、4着以降は離れており、桜花賞では難しそう。全体的にトライアルとしては小粒な印象で、チューリップ賞組のほうが上位か。 |
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着順 |
枠番 |
馬番 |
馬名 |
騎手名 |
タイム
着差 |
人気 |
1 |
8 |
15 |
ダイワパッション |
長谷川 |
1.23.1 |
3 |
2 |
1 |
1 |
ユメノオーラ |
渡辺 |
1 3/4馬身 |
6 |
3 |
4 |
7 |
エイシンアモーレ |
福永 |
1 1/4馬身 |
5 |
4 |
7 |
14 |
アルーリングボイス |
武豊 |
2 1/2馬身 |
2 |
5 |
3 |
5 |
ヤマニンエマイユ |
池添 |
1馬身 |
9 |
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単勝 |
15 |
780円(3番人気)
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複勝 |
15 |
280円(4番人気)
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1 |
400円(6番人気)
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7 |
360円(5番人気)
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枠連 |
1-8 |
2,740円(9番人気)
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馬連 |
1-15 |
3,850円(14番人気)
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馬単 |
15-1 |
8,620円(27番人気)
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3連複 |
1-7-15 |
12,980円(35番人気)
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3連単 |
15-1-7 |
89,470円(222番人気)
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ワイド |
1-15 |
1,510円(17番人気)
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7-15 |
1,410円(15番人気)
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1-7 |
1,570円(18番人気)
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(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい) |