いやー、惜しかったですね。残り1.5ハロンぐらいで先頭に立ったときは、一瞬押し切るかと思えたのですが、世界はそんなに甘くなかったです。
ハリケーンランは最終コーナーの前で手ごたえが怪しくなったのか、スミヨン騎手の手が激しく動いたし、エレクトロキューショニストも、ハーツクライに交わされたときは頭を上げて苦しそうだったのですが、どちらもタフでした。最後のふんばりは、やはり底力でしょう。
ハーツクライは道中やや走りにくそうに見えたし、のめっていたので、良馬場とはいえ、やはり合わなかったかなという気もします。エルコンドルパサーは向こうで走っているうちに、走り方が変わって馬場に適応していったということなので、滞在して、前にレースを使ったりすれば、また結果も違ったかもしれません。
あと4ヶ月ぶりというのも、敗因としてはあるかもしれません。ドバイの時は休み明けで勝ったけれども、国内では休み明けはすべて2着以下だったわけですし・・・。
ただ世界No.1の馬に対して、アウェイ(ハリケーンランもホームではないですが)で1馬身差というのは賞賛されるべきだと思います。今後どうするのかはわかりませんが、凱旋門賞でディープインパクトとともに、リベンジに挑戦してくれると、さらに盛り上がるでしょう。
とりあえず、お疲れ様でした。