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第72回 朝日杯フューチュリティステークス(2020年)

12/20 阪神 芝1600m 晴・良 16頭

 

2歳牡馬マイルNo.1決定戦。距離延長を見据えてホープフルSを狙う馬も多く、必ずしもクラシックには直結しない
阪神に舞台を移し6年目。当初差し追込み馬が中心だったが近年は先行馬で決着。デ杯レコード勝ちのレッドベルオーブ中心も混戦
中山は内枠圧倒的有利で、先行馬の連対が多かったが、阪神は差しが決まることも多く力通りの決着が見込める
  1. レッドベルオーブ(2.5倍):未勝利、デ杯と2戦連続マイルでレコード勝ち
  2. ステラヴェローチェ(5.1倍):前走サウジRCは不良を後方から3差圧勝
  3. ホウオウアマゾン(6.5倍):マイルで未勝利、OP連勝。デ杯はレコードにアタマ差2着
  4. モントライゼ(11.2倍):小倉2歳S2着、京王杯2歳S先行して1着。マイル初がどうか
  5. ドゥラモンド(13.3倍):新馬、1勝Cと連勝中。前走勝ち方鮮やか
    以下ショックアクション(15.9倍)、グレナディアガーズ(17.5倍)、バスラットレオン(25.0倍)までが30倍以下

ステラヴェローチェ:落ち着いているが適度な気合。スマートな馬体で毛づや良く、トモの踏み込み力強い
レッドベルオーブ:気合乗りよく、胴長の馬体で毛づや良い。トモの踏み込みやや浅めも力強い
ホウオウアマゾン:気合乗りよくややテンション高め。トモの張りよく踏み込み力強い
ジュンブルースカイ:気合乗りよくクビ使って歩く。トモの踏み込み深い
ブルースピリット:気合乗りよくクビを使って堂々とした歩様。トモの踏み込み深い
グレナディアガーズ:適度な気合乗りで充実した馬体。クビを使って歩きトモの踏み込み力強い

ややバラついたスタートから好スタートのブルースピリットが前へ。ショックアクション、バスラットレオンも続くが、外から押してモントライゼがハナへ。2番手はブルースピリットで、やや離れてショックアクション、グレナディアガーズ、バスラットレオンが好位。その後ろにホウオウアマゾン、さらにレッドベルオーブ、ドゥラモンドが中団前。ステラヴェローチェ、ロードマックスなどが続き、後方にジュンブルースカイ、スーパーホープなどがいて、最後方はかなり離れてテーオーダヴィンチ。

モントライゼは7〜8馬身離して大逃げとなり、600mは33.7と速めのペースだが、2番手以降は1秒以上離れてやや遅めのペース。かなり縦長の状態で進む。3コーナー過ぎから後方の馬は徐々にペースを上げて、馬群が詰まってくる。しかし縦長のまま4コーナーを回って直線へ。

直線に入って残り400mでモントライゼが3馬身ほど離して先頭で、2番手はブルースピリットとグレナディアガーズが並び、その後ろはショックアクションとバスラットレオンが1馬身半差で続く。
残り300mでも順番は変わらず先頭のモントライゼが2馬身半差先頭。2番手はブルースピリットとグレナディアガーズで2馬身後方にバスラットレオンでショックアクションは後退。後方外のホウオウアマゾンもじりじり伸びるが、ドゥラモンド、さらに内を突いたステラヴェローチェが一気に伸びてくる。さらに大外をレッドベルオーブも差してくる。
残り200mでモントライゼが先頭も脚色衰え、外からグレナディアガーズが並びかける。3番手はブルースピリットも、すぐ後ろのバスラットレオン、その内のステラヴェローチェの伸びがいい。さらに外からレッドベルオーブも差してくる。
残り150mでグレナディアガーズがモントライゼを交わして先頭。3番手はブルースピリットもステラヴェローチェとバスラットレオンが並んで伸びてきて、さらに外からレッドベルオーブも差してくる。残り100mでグレナディアガーズが抜け出し、2馬身差の2番手にはステラヴェローチェがモントライゼ、ブルースピリットを交わして上がる。
そのまま先頭のグレナディアガーズは脚を伸ばし、ステラヴェローチェもじりじりと差を詰めるが、3/4馬身差まで詰めたところでグレナディアガーズが1着でゴール。2着はステラヴェローチェで、ゴール直前で内の各馬を交わしたレッドベルオーブが3着。4着はバスラットレオンで5着はブルースピリット。

グレナディアガーズは離れた3番手から直線は長く脚を使い、レコードタイムで完勝。展開がはまった面もあるが、力があることは示した。
ステラヴェローチェは中団から直線は内を突いて1番の上りで差してくるが3/4馬身届かず。やや脚を余した面あり。
レッドベルオーブは中団から外を伸びるがやや外によれる場面もあり。それでもじりじり伸びて3着は確保。

グレナディアガーズは離れた3番手から伸び、前走の好タイム完勝を受けて一気にG1制覇。距離はマイルがベストの印象。
ステラヴェローチェは後方から1番の上りもやや脚を余した。良で切れる面を見せ、距離の融通も効きそうで今後に期待できる
レッドベルオーブは外を差してくるも伸び脚一息でよれる場面もあり、マイルがベストも末脚の切れは今一つの印象

末脚の良いタイプがねらい目。OP実績があることが望ましいが、1勝Cでも人気で強い勝ち方をした馬は要注意。なお前哨戦は、芝1400m以上の重賞で上位人気(5番人気以内)で4着以内、未勝利、1勝Cなら3差以上の快勝が条件。またマイル以上での連対実績が望ましい。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 1 2 グレナディアガーズ 牡2 川田 55 1.32.3(R) 栗・中内田 7
2 4 7 ステラヴェローチェ 牡2 横山典 55 3/4 栗・須貝 2
3 4 8 レッドベルオーブ 牡2 福永 55 1 1/2 栗・藤原英 1
4 6 11 バスラットレオン 牡2 坂井 55 1/2 栗・矢作 8
5 3 6 ブルースピリット 牡2 藤岡佑 55 クビ 栗・中内田 13
払い戻し金
単勝 2
1,750円(7番人気)
複勝 2
320円(5番人気)
7
170円(3番人気)
8
130円(1人気)
枠連 1-4
1,520円(6番人気)
馬連 2-7
5,000円(16番人気)
馬単 2-7
14,610円(42番人気)
3連複 2-7-8
4,150円(10番人気)
3連単 2-7-8
51,360円(129番人気)
ワイド 2-7
1,280円(14番人気)
2-8
670円(5番人気)
7-8
380円(2番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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