第59回 阪神ジュベナイルフィリーズ（2007年）

12/2 阪神 芝1600ｍ　18頭

評価 馬名，騎手名 良い要素／悪い要素 △ オディール 安藤勝 牝2　栗東・橋口 ○ 全2・1・1・0。休み明けのりんどう賞はエイムアットビップに逃げ切られたが、ファンタジーSは先行して上がり34.2で1 1/4馬身差1着。父母とも2歳から活躍。 × 1400mまでしか経験なし。ファンタジーS1着馬は過去10年で2連対と不振。 △ トールポピー 池添 牝2　栗東・角居 ○ 全1・2・0・0。京都芝2000mの未勝利、好位からハナ差1着。前走黄菊賞、後方から上がり35.1でクビ差2着と好走。フサイチホウオーの全妹と良血。 × 3戦とも1800m以上で、1600mのスピード争いに対応できるか。父、兄は皐月賞3着と小回りは今ひとつ。 △ エイシンパンサー 岩田 牝2　栗東・平田 ○ 全1・0・1・1。阪神芝1200mの新馬は後方から3 1/2馬身差楽勝。休み明けのファンタジーSは後方から上がり34.2で3着好走。末脚よい。 × 追い込み脚質なので、信頼性今ひとつ。新潟2歳S、ファンタジーSとも勝ち馬とはやや差がある。 ？ アロマキャンドル 藤田 牝2　美浦・河野 ○ 全2・0・0・1。中山芝1600m未勝利1着のあと、いちょうS先行してクビ差1着。2,3着の牡馬は、そのあと重賞で活躍。 × いちょうSはスローでタイム平凡。先行して粘り、展開に恵まれた感もある。早い先行馬いてどうか。 ？ ラルケット パスキエ 牝2　美浦・和田 ○ 全2・0・0・0。新潟芝1400mの牝馬新馬戦先行して1着。前走芝1400mサフラン賞、後方から上がり34.0で1 1/4馬身抜けて1着。上がりよい。 × キャリア2戦で、1400mまでしか経験なし。前走馬体減もやや不安。 ？ シャランジュ 村田 牝2　美浦・本間 ○ 全1・1・0・2。福島1200mの新馬1着。新潟2歳S最後方から上がり33.0で1 1/2馬身差2着。前走デイリー杯も上がり34.1（5着）と切れる。 × 410kg台と体なく、再度の関西輸送はどうか。末脚よいが追い込み脚質で信頼性今ひとつ。 ？ レジネッタ 武豊 牝2　栗東・浅見 ○ 全2・0・0・1。札幌芝1200m未勝利1着のあと、京都芝1600mを好位から上がり33.7で3/4馬身差1着。末脚よく、血統も合う。 × 毎回10kgの馬体減が続いており、馬体維持できるか。前走は9頭立て8番人気と人気薄。 ？ エイムアットビップ 福永 牝2　栗東・矢作 ○ 全2・3・0・0。芝1200m未勝利、1400m500万下と逃げて連勝。前走ファンタジーSは、掛かってハイペースで逃げたが、1 1/4馬身差2着に粘る。 × ファンタジーSは1000m56.9秒と暴走。1600mに伸びて不安。1400mまでしか経験なく、スピード指向の傾向。

エイムアットビップのペース次第だが、前走暴走気味に逃げたので、今回も早くなりそう。外回りコースで差しも届きやすく、ハイペース予想から差し馬有利。ただし馬場がよいので、前残りも注意。

独自の消去法による生き残り馬は下記のとおり。[（ ）は可能性あり] トラストパープル、アロマキャンドル、（シャランジュ）、マイネブリッツ、レーヴダムール、オディール、トールポピー

◎ トールポピー 良血で長めの距離で実績あるのがよい。ただし小回りコースは不安も ○ オディール 折り合いがつき、好位から競馬ができるのは強み。安定感あり。 ▲ エイシンパンサー 前走の末脚よく、2走目で上積みもありそう。 △ ラルケット キャリアが少なく輸送も心配だが、馬体減がなければ可能性あり シャランジュ 新潟2歳Sの脚が使えれば望みあり。 アロマキャンドル いちょうS1着は価値があるが、展開に恵まれた感もあり エイムアットビップ 折り合いがつけば可能性があるが、距離伸びて不安も大きい