第58回 阪神ジュベナイルフィリーズ（2006年）

12/3 阪神 芝1600ｍ 2歳牝　18頭

評価 馬名，騎手名 良い要素／悪い要素 ○ アストンマーチャン 武豊 牝2　栗東・石坂 ○ 未勝利、小倉2歳S、ファンタジーSと3連勝。ファンタジーSは好位から上がり33.6秒で2着に5馬身差、1.20.3のレコードで快勝。 × 小倉、京都と直線平坦コースで1400mまでしか経験なし。前走休み明けで馬体重減での激走どうか。母父ウッドマンはスプリンターのイメージ。 △ ルミナスハーバー 小牧 牝2　栗東・橋口 ○ 芝1600m未勝利1.33.8の好タイムで、2着を7馬身離す。1800mの持ちタイムもよく、2・1・0・0と安定。ヒシアトラスの半妹と良血。 × 前走6kg減で、デビュー以来馬体減が続く。調教も軽く、さらに減ると不安。中京・京都と平坦のみの実績でどうか。 △ ピンクカメオ 蛯名 牝2　美浦・国枝 ○ 2走前新潟芝1400mオープンで差してハロースピードの2着。前走東京芝1400mくるみ賞は、好位から上がり34.5で1/2差1着。2・1・0・0と堅実。 × 新潟のオープンはハロースピードに差し負け2馬身差。前走の勝ちも着差少なくどうか。 △ ハロースピード 岩田 牝2　美浦・相沢 ○ 新潟芝1400mオープン、好位から上がり35.6で2馬身差1着。前走休み明けのファンタジーSで、後方から上がり33.8で3着。父マヤノトップガンで距離伸びてよいか。 × 前走ファンタジーSは3着とはいえ、7馬身差と決定的。連続での関西輸送も不安。 ？ ウォッカ 四位 牝2　栗東・角居 ○ 新馬戦（芝1600m）を3 1/2馬身差で逃げ切り、前走芝1800mの500万下では差して1 1/2馬身差2着。スローとはいえ、末脚よい（34.1）。 × 前走は8頭だての少頭数で、新馬戦は逃げ切り。18頭の内枠でもまれたときどうか。持ちタイムも平凡。 ？ マイネルーチェ 幸 牝2　美浦・上原 ○ 新潟2歳S、好位から上がり33.5でゴールドアグリのハナ差2着。休み明け2走目で、変わり身期待。 × 休み明けとはいえ、前走ファンタジーS1.7秒差11着は負けすぎ。馬体も6kg減っており、新潟激走の影響はどうか。 ？ イクスキューズ 藤田 牝2　美浦・藤沢和 ○ 札幌芝1500mオープン クローバー賞、好位抜け出して2馬身差1着。札幌2歳Sは逃げて1/2差3着。距離は問題なし。 × ファンタジーSは先行していながら、直線失速して5馬身差2着。ボストンハーバー産駒は、早熟、短距離向きのイメージ。

例年に比べて逃げ、先行タイプが少ないが、外回りで直線が長く、平均ペースで流れそう。今年は馬場改修で新しくなったので、開幕集は先行有利。ただし直線が長くなったので、先行＋差しが可能性が高い。

独自の消去法による生き残り馬は下記のとおり。（）は可能性あり。 ルミナスハーバー、ピンクカメオ、（マイネルーチェ）、ハロースピード、アストンマーチャン、（ディーズメンフィス）、（イクスキューズ）

◎ ハロースピード 末脚がよく、距離伸びてよさが出そう。 ○ アストンマーチャン 前走の勝ち方鮮やか。展開も向きそう。 ▲ ピンクカメオ 前走の勝ち方に余裕があり、奥が深そう。 △ ルミナスハーバー スピードは一番。体調がよければ、上位も狙える。 マイネルーチェ 新潟2歳Sの末脚と粘りは見事。距離伸びてよさそう。 イクスキューズ うまく先行できれば粘りそう。1600mまでなら持つか。 ウォッカ 牝馬同士なら上位の可能性あり。