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第152回 天皇賞(秋)(2015年)

11/1 東京 芝2000m 晴・良 18頭

 

秋の芝中距離のNo.1を決める戦いで、古馬中長距離G1 3戦の初戦
宝塚記念を勝ち今年中距離重賞5勝のラブリーデイが中心も底を見せていないエイシンヒカリもおり混戦模様
まぎれが少ないコースのわりには荒れることが多く、1番人気順当も2,3番人気は今一つ。さまざまなローテーションでくるので比較が難しい
  1. ラブリーデイ(3.4倍):宝塚記念先行して1着。今年重賞8戦6勝で3000m未満は全勝
  2. エイシンヒカリ(4.3倍):9戦8勝と底を見せていない。毎日王冠逃げ切りも距離延長はやや不安
  3. ディサイファ(8.3倍):札幌記念を勝ち毎日王冠は脚を余した2着。東京は4勝と得意
  4. アンビシャス(8.7倍):ラジオNIKKEI賞を完勝し毎日王冠は最速の上りで6着。初のG1がどうか
  5. ショウナンパンドラ(9.0倍):宝塚記念で僅差の3着に好走しオールカマーは快勝。牡馬とも好勝負
    以下イスラボニータ(11.7倍)、サトノクラウン(12.5倍)、スピルバーグ(23.1倍)までが30倍以下

ラブリーデイ:落ち着いているが気合乗りよく集中しておりトモも力強い
ディサイファ:落ち着いておりクビを使って堂々と歩く。トモの踏み込み深い
ショウナンパンドラ:落ち着いているが気合乗りよくトモ浅めも力強い
エイシンヒカリ:テンション高めで時々チャカつく。トモは素軽い
イスラボニータ:気合乗りよくトモの踏み込みもよい
アンビシャス:落ち着いているが適度な気合。トモの踏み込みはやや浅め

ほぼ揃ったスタートからエイシンヒカリがじわっと前に行こうとするが、それを制して内からクラレントがハナへ。1馬身ほど離れてエイシンヒカリが追い、カレンミロティック、ラブリーデイが続く。さらにサトノクラウン、ディサイファなどが続いて、中団にアンビシャス、ステファノス。いつもより後ろの後方集団にイスラボニータでショウナンパンドラ、スピルバーグなどが続き、最後方はアドマイヤデウス。
わりと固まった展開で、あまり縦長にはならず、1000mは1.00.6と昨年同様に遅めの流れ。

3コーナー過ぎから徐々に後方の馬も差をつめて馬順が変わる。そのまま馬群が詰まって4コーナーは横に大きく広がる。
直線に入ると先頭のクラレントにエイシンヒカリが迫り、その外1馬身ほど後ろから馬なりでラブリーデイも差を詰める。残り400mを切って前の3頭がやや抜け出しぎみになり、後ろはなかなか差してこない。残り300mぐらいで先頭のクラレントに半馬身差でエイシンヒカリが詰め寄るところ、懸命に追うラブリーデイが外からじりじり迫り先頭。
その後ろからは、馬場中央をアンビシャス、その外をイスラボニータ、さらにステファノスも懸命に前を追う。
残り200mで抜け出した先頭のラブリーデイに再度内からクラレントが迫り、エイシンヒカリは脱落。そこへ外からイスラボニータ、アンビシャス、ステファノスの3頭が迫り、その後方からショウナンパンドラも追い込んでくる。
しかし残り150mぐらいでラブリーデイが一気に先頭で抜け出すと、最内のクラレントは後退。代わって外からイスラボニータ、さらにその外のステファノスが2着争い。
残り100mでラブリーデイは2馬身差を後続につけて先頭も、外からイスラボニータとステファノス、その内のアンビシャスも並んでたたきあい、そこに大外からショウナンパンドラも一気に脚を伸ばしてくる。残り50mでラブリーデイが後続に2馬身差をつけそのまま1着かと思ったところに、イスラボニータ、アンビシャスを外から競り落としたステファノスが一気に差してくる。さらに外からショウナンパンドラも2着争いへ。
しかしラブリーデイは後続の追い込みを制して1着。ゴール直前で抜け出したステファノスが2着でイスラボニータはぎりぎり3着。外を追い込んできたショウナンパンドラは4着までで、内で粘ったアンビシャスが5着。

ラブリーデイは安定して力があるところを見せて、危なげない1着。先行勢が失速する中唯一4番手から抜け出して勝ち、充実している。
ステファノスは後方から外をついて最速タイの33.4で追い込み、あわやの2着。末脚の良さを発揮し、香港G1で2着の力を見せた
イスラボニータはいつもより後方から外をついて伸びたが、末脚が切れるタイプではなく。追い比べで惜敗。
ショウナンパンドラは3位争いに加わったがギリギリイスラボニータを交わせず。アンビシャスはいつもより前から伸びきれなかった。

ラブリーデイは今年本格化。先行して上りもしっかりで中距離では崩れない。次走も期待できる
ステファノスは末脚よく最後は確実に伸びる。スローと重馬場は不安もG1クラスでも期待できる
イスラボニータは後ろから行っても最後は競り負け、東京より小回りや平坦が合うか。距離も2000m前後まで

基本的にはG1馬かG2で複数連対ぐらいの実績は必要。また2000m前後での実績は大切で1800〜2000mG2以上の連対同等の実績は必須。東京での1800m以上の重賞実績もないと厳しい。長めの距離のみでの実績は、やや割引
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 4 8 ラブリーデイ 牡5 浜中 58 1.58.4 栗・池江 1
2 7 14 ステファノス 牡4 戸崎 58 1/2 栗・藤原英 10
3 8 16 イスラボニータ 牡4 蛯名 58 3/4 美・栗田博 6
4 7 15 ショウナンパンドラ 牝4 池添 56 ハナ 栗・高野 5
5 1 2 アンビシャス 牡3 Mデムーロ 56 クビ 栗・音無 4
払い戻し金
単勝 8
340円(1番人気)
複勝 8
160円(1番人気)
14
590円(10番人気)
16
300円(6人気)
枠連 4-7
1,150円(4番人気)
馬連 8-14
7,340円(24番人気)
馬単 8-14
10,390円(38番人気)
3連複 8-14-16
24,850円(72番人気)
3連単 8-14-16
109,310円(320番人気)
ワイド 8-14
2,320円(24番人気)
8-16
820円(5番人気)
14-16
4,620円(50番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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