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第40回 スプリンターズステークス(2006年)

10/1 中山 芝1200m 小雨・良 16頭

 

今年からグローバル・スプリント・チャレンジ(全7戦)の1戦となり、外国馬も多数参戦。特にすでに2勝しているオーストラリアのテイクオーバーターゲットと、昨年のスプリンターズSの覇者 香港のサイレントウィットネスが注目される。
逆に日本馬のスプリント戦線は手薄な感じで、セントウルSを勝ってサマースプリントシリーズ優勝のシーイズトウショウ、高松宮記念の勝ち馬オレハマッテルゼなどが中心となる。前者はG1未勝利、後者は休み明けでどうか。
  1. テイクオーバーターゲット(4.2倍):G1 3勝馬で、前走セントウルS2着で日本の馬場への適性示す。2戦目で上がり目あり。
  2. シーイズトウショウ(6.3倍):セントウルSの勝ち方よいが、中山に実績ないのは心配。
  3. サイレントウィットネス(6.3倍):昨年の覇者だが、今年は病気などで未勝利。実績はNo.1。
  4. レザーク(7.0倍):イギリスのG1連勝中で、どちらもテイクオーバーターゲットを破る。ただし海外遠征は今回が初。
  5. オレハマッテルゼ(7.4倍):高松宮記念の覇者。鉄砲実績はあるが、安田記念以来4ヶ月ぶりの実戦。
      以下チアフルスマイル(9.6倍)までが10倍以下。
テイクオーバーターゲット気合乗りや踏み込みよい。やや太めにも見えるが、前走も同様の体で走っており、問題なさそう。
サイレントウィットネス元気一杯で気合乗りよく、なかなか良く見せる。
オレハマッテルゼ落ち着きがあり、馬体の感じも踏み込みもよく、相変わらず良く見せる。
シーイズトウショウはいつもどおりあまりよく見せないが、いれ込みは少ない。トモ流れ気味に見えるのが、やや気になる。
レザーク、チアフルスマイルまあまあ。
サイレントウィットネスが好スタートで先頭に立ち、その内にテイクオーバータゲット、外にステキシンスケクン、離れた内からメイショウボーラの4頭が先団。少し離れてシーイズトウショウ、レザーク、ベンバウン、オレハマッテルゼ。後方にチアフルスマイル、タガノバスティーユなど。
3コーナーではテイクオーバーターゲット、サイレントウィットネス、ステキシンスケクンが離れた先頭集団を作り、一歩も譲らない。
600m32.7とハイペース。

3コーナーすぎから、後方の馬が差を詰めるが、テイクオーバーターゲット、サイレントウィットネスの2頭は余裕の手ごたえで4コーナーを回る。ここでステキシンスケクンは脱落。
直線に入ると、テイクオーバーターゲットが追い出し、見る見る後続との差を広げる。サイレントウィットネスはやや離され、内ラチ沿いからメイショウボーラーが伸びてくる。
シーイズトウショウ、オレハマッテルゼも外から追うが、坂のせいか伸びが悪く、メイショウボーラーの後ろからラチ沿いをタガノバスティーユが伸びてくる。

テイクオーバーターゲットはそのまま差を広げてゴール。メイショウボーラがぎりぎり2着に粘る。そのあとは、外から各馬が伸びてきて、一団でゴール。

テイクオーバーターゲットは自ら速いペースをきざみ、直線は突き放す強い勝ち方。上がりは35.5かかっているが、後方の馬も脚を使わされて、直線伸びることができず。前走で日本の馬場への適性を見せたあと、きっちり調教を積んで仕上げた。遠征慣れしているのも強み。
メイショウボーラーはG1馬で芝重賞の勝ちもあるが、近走はダートにしか実績が無かったので、盲点となった。久々に先行して粘り強いところを見せた。
タガノバスティーユはファルコンSの勝ち方鮮やかだったが、その後結果が出ず、今回は最低人気での激走。休み明け2戦目でブライアンズタイム×サクラユタカオーの良血開花。
サイレントウィットネスは突き放されてもよく粘ったが、やはり昨年の体調にはなかったか。ただし力のあるところは示した。

シーイズトウショウ、オレハマッテルゼは坂で伸びず。やはり平坦の方があっているか。
テイクオーバータゲットはオーストラリア、イギリス、日本で好成績を残し、かなりタフ。次は香港転戦だが、期待できそう。
メイショウボーラー中山に良績があり、今回も先行して粘りを見せた。ただし近走芝では不振で、他の条件での好走はどうか。
タガノバスティーユは1200mに適性があり、前走の休み明けを除けば好成績。1200mなら期待できそう。
サイレントウィットネスは調子今ひとつで、昨年よりはかなり劣る。年齢的にも立て直しはどうか。
シーイズトウショウは、やはり平坦の方が向く感じ。かなり無理して使ってきた反動も心配。オレハマッテルゼも、坂のあるコースは甘くなるイメージ。休み明けもこたえたか。
外国馬でも、日本の馬場に適性がある馬は要注意。特にグローバル・スプリント・チャレンジの1戦ということで、本気で勝ちにきている。
日本馬は、中山に良績があり、かつ1200mに適性がある馬は注意が必要。また近走の重賞実績も大切。
3歳馬は取捨が難しいが、1200mでの2kg差はあまり有利には働かない感じ。ただし1200mの重賞実績はチェックが必要。
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 騎手 重量 タイム
着差
厩舎 人気
1 7 13 テイクオーバーターゲット セン7 フォード 57 1.08.1 豪・ジャニアック 1
2 2 4 メイショウボーラー 牡5 福永 57 2 1/2馬身 栗・白井 10
3 1 2 タガノバスティーユ 牡3 勝浦 55 クビ 栗・池添 16
4 7 14 サイレントウィットネス セン7 コーツィー 57 アタマ 香・クルーズ 3
5 5 9 ベンバウン セン5 オドノヒュー 57 クビ 英・ウォレス 11
払い戻し金
単勝 13
420円(1番人気)
複勝 13
180円(1番人気)
4
570円(9番人気)
2
3,680円(16番人気)
枠連 2-7
660円(1番人気)
馬連 4-13
5,920円(23番人気)
馬単 13-4
10,590円(40番人気)
3連複 2-4-13
569,750円(424番人気)
3連単 13-4-2
2,637,570円(2145番人気)
ワイド 4-13
1,770円(20番人気)
2-13
23,110円(101番人気)
2-4
26,220円(104番人気)
(レース結果はJRA発行のものと照合し、確認して下さい)


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