第26回 ジャパンカップ（2006年）

11/26 東京 芝2400ｍ 3歳上　11頭

評価 馬名，騎手名 良い要素／悪い要素 ○ ハーツクライ ルメール 牡5　栗東・橋口 ○ 3歳時はダービー2着。昨年宝塚記念2着、JCレコードの2着のあと有馬記念先行して1着。ドバイも逃げ切り、脚質転換成功。芝2400m1・2・1・1と安定。 × ドバイのあと休み明けのキングジョージは伸びきれず3着。4ヶ月ぶりがどうか。東京0・2・0・0と未勝利。のど鳴りの影響も。 ○ ディープインパクト 武豊 牡4　栗東・池江郎 ○ 昨年無敗で3冠。今年もG1 2勝を含む4戦3勝で、距離，馬場とも不安なし。 × 海外遠征帰りや騒動の影響はないか。1週前は気合乗りすぎでどうか。 △ ウィジャボード デットーリ 牝5　英・ダンロップ ○ 2000m以上のG1を7勝。今年すべてG1で3・2・1・2と好成績。欧州年度代表馬。昨年のJC好タイムで差のない5着。馬場は問題なし。 × 今年は3月から休みなく、ドバイ、香港、イギリス、アメリカと輸送して走っており、疲れはどうか。 △ ドリームパスポート 岩田 牡3　栗東・松田博 ○ 3冠勝てないまでも、2,3,2着と堅実。菊花賞上がり34.0でよく伸びてクビ差2着。2戦続けてメイショウサムソンに先着。上がりも常に良い。 × 重賞は2・2・2・0で今ひとつ決め手に欠ける。ダービーは2 1/4差3着と今年最も差が大きく、東京2400mとの相性どうか。 △ メイショウサムソン 石橋守 牡3　栗東・瀬戸口 ○ 今年の皐月賞、ダービー2冠馬。勝負根性あり、好位から粘る。左回りは連対率100%。 × 前に行って粘りぬくタイプで、切れ味勝負は向かない。今回は差し馬多くどうか。前走菊花賞あっさり4着で、その影響はないか。 ？ スウィフトカレント 横山典 牡5　栗東・森 ○ 小倉記念1着でサマー2000シリーズチャンピオン。前走天皇賞（秋）は中団から上がり34.7で1/2馬身差2着。日経新春杯2着あり、距離もつか。 × 東京での連対は2000mまでで、青葉賞、目黒記念は大敗。2000mに比べると安定感劣る。

先行馬少なく、典型的な逃げ馬不在で、スローが予想される。ただし瞬発力勝負を避けたいメイショウサムソン、コスモバルクなどが早めに動く可能性があり、途中から早くなる。好位づけ＋差し、あるいは差し＋差しが有力。

独自の消去法による生き残り馬は下記のとおり。（）は可能性あり。 ハーツクライ、ウィジャボード、ディープインパクト、ドリームパスポート、フリードニア、メイショウサムソン

◎ ディープインパクト 国内最強で今回は調整も順調そう。 ○ ウィジャボード 昨年差のない5着で、今年のほうが順調。鞍上も魅力。 ▲ ハーツクライ 休み明けが不安だが、調教の動きはよい。 △ ドリームパスポート 差し脚鋭く堅実。展開次第では上位進出もありえる。 メイショウサムソン ダイワメジャーのような自分でレースを作る展開が理想。