馬産地を訪ねて ブリーダーズスタリオンステーション

少し早めについたのですが、9時集合なので、車の中で待ちます。駐車場には6~7台の車。9時に係りの人に呼ばれて、注意事項を聞いて、靴を消毒してから、思い思いに厩舎に向かいます。

ブリーダーズスタリオンステーション厩舎全景

前回2007年に来たときは、それぞれ放牧地にいてそこを回って写真を撮る感じだったのですが、今回は厩舎にいるタイプに変わっていました。
こちらの方がコンパクトで短時間で回れるのですが、顔を出さないと見ることができないというデメリットもあります。

そしてここの馬たちはなかなか気難しい馬が多いようで、ほとんど出してくれません。何人かいるスタッフの人がニンジンでおびき出してくれるので、そこに当たるとラッキーですが、その時にそこにいないと残念という状況。

ここで会いたかったダービー馬が、2001年に勝ったジャングルポケット。実は2000年の札幌3歳S(現札幌2歳S)を札幌競馬場で見ていて、この中からダービー馬が出たらいいなと思っていたのですが、それが本当になったので、とても印象に残っているのです。
ちなみにこの年の札幌3歳Sの上位馬は錚々たる面々で、1着ジャングルポケットがダービー馬、2着タガノテイオーは東スポ杯を勝ち朝日杯で2着になったのですが、そこで骨折して予後不良で安楽死、そして3着テイエムオーシャンは阪神3歳牝馬S、桜花賞、秋華賞を優勝。そのレースを生で見たのは財産です。

スタッフの方によると、ジャングルポケットはニンジンでつっても、柵の外には顔を出してくれないそうで、写真のような状況。
これは息子のラブリーデイも同じだとか。そういうところも遺伝するんでしょうかね。なんとかがんばってみましたが、顔を出してくれず、あるいはその場に当たらず、写真の撮れない馬たちも何頭かいました。

ジャングルポケット なぜか柵の外には顔を出してくれません

さらにもう1頭ここで会えたのが、2012年のダービー馬で、父ディープインパクトの産駒として最初のダービー勝ち馬となったディープブリランテです。
ディープブリランテは新馬、東スポ杯と連勝して、どれぐらい強いのかと楽しみに見に行った共同通信杯で掛かってゴールドシップの2着に敗退。その後スプリングS、皐月賞と連敗して、距離不安もささやかれダービーは3番人気。しかし先行して粘り、フェノーメノの追撃をハナ差抑えてダービー馬に。岩田騎手がクビにすがりついて号泣していたのを覚えています。
産駒の成績は今一つですが、頑張ってほしいものです。

ディープブリランテ ディープインパクトの後継を期待されています

他にスタッフの方にニンジンでつってもらって顔を出してくれた1頭がヴィクトワールピサ。
震災直後のドバイワールドCでM.デムーロ騎手を背に優勝。2着にもトランセンドが入り、落ち込んでいた日本全体に勇気をくれました。あれからすでに8年たつも、とても元気。そのため、せっかく顔を出してくれたのに、なかなか落ち着かず、いい写真が撮れませんでした。

ヴィクトワールピサ 元気でじっとしてくれません

裏の厩舎にいたのがグランデッツァとダノンシャーク。この2頭も顔を出してくれないのですが、その横の厩舎にいるスピルバーグとベルシャザールは顔を出すこともできず、仕方なく暗い厩舎の中で頑張って写真を撮ります。もちろんフラッシュは厳禁です。

だいたい撮り終わって、放牧地の方を見ると、遠くに歩いていく見学者の姿が。ついて行ってみました。
放牧地に唯一いたのがゼンノロブロイ。なぜ1頭だけこちらにいるのか不思議ですが、のんびりと立っているので、写真撮影にはピッタリ。見学者が集まってきても、動じずにうつらうつらしていました。
ゼンノロブロイは、ダービーは惜しくもネオユニヴァースの2着。しかし4歳時には秋のG1完全制覇を成し遂げました。生涯20戦して掲示板をはずしたのはわずか1回。すばらしい安定感でした。

ゼンノロブロイ 1頭だけ放牧地にいました

そして放牧地の一番奥に行くと、いくつか白い石で作ったお墓があります。
なかには前回来た時に会っているタヤスツヨシ、バブルガムフェローのお墓も。ちょっと寂しいです。他にはエアシャカール、ステイゴールド、デュランダル、輸入種牡馬ではアフリート、スウェプトオーバーボード、ターゴワイスなどのお墓もあり、花やお供えがありました。いっしょになった見学者の中にも、花束を持ってきている人がいました。忘れないということが、供養になるのではないかと思います。

ステイゴールドを始め、いくつかのお墓がありました

ブリーダーズスタリオンステーションで会えた馬たち
ストロングリターン、リオンディーズ、ジャングルポケット、シンボリクリスエス、ダノンシャーク、スピルバーグ、ベルシャザール、グランデッツァ、トーセンジョーダン、ヴィクトワールピサ、ラブリーデイ、コパノリッキー、ディープブリランテ、ブラックタイド、グレーターロンドン、ゼンノロブロイ

上記の情報は、2019年8月25日時点のものです。
見学日程や時間、条件は変更になることがあるので、訪問する際は事前に必ず「競走馬のふるさと案内所」のホームページ( https://uma-furusato.com/ )を確認してください。またそこにある「牧場見学ガイド」を参考に、ルールを守って見学していただけるようお願いします。

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