オジュウチョウサンまた連勝を伸ばす ~中山GJ

オジュウチョウサン、見事な走りで中山GJ3連覇を飾りました。これによって、さらにJ・G1 5連勝、重賞9連勝と、いずれもJRA新記録となり、まさに記録ずくめの勝利となりました。

今回オジュウチョウサンは1.5倍の1番人気で、続く2番人気が2.3倍のアップトゥデイト。3番人気がニホンピロバロンの14.1倍なので、文字通り2強の争いでした。しかし今回、オジュウチョウサンの負けを予想した人は結構多かったのではないでしょうか。

昨年末の中山大障害で最後まで逃げ粘り、ゴール直前でオジュウチョウサンに交わされたものの、障害では珍しいわずか1/2馬身差2着に入ったアップトゥデイト。3年前の中山GJの覇者で、その時の勝ちタイムがコースレコード。また中山大障害以来の休み明けのオジュウチョウサンに対して、アップトゥデイトは3/10の阪神JSを8馬身差で逃げ切り勝ちをおさめ、叩き2戦目のまさに充実した状況でした。
今回こそアップトゥデイトにとってオジュウチョウサンを倒す絶好のチャンスとも思えたのです。

レースはアップトゥデイトがいつもどおりハナを主張したものの、オジュウチョウサンやマイネルクロップ、ニホンピロバロンなどもからみ、アップトゥデイトはなかなかスムーズに逃げられません。常にオジュウチョウサンにマークされる形で、そのためか最終コーナーを回る時は、林騎手の手が激しく動くアップトゥデイトに対して、オジュウチョウサンの石神騎手の手は動かず馬なりのまま。この時点で勝負あったという感じでした。
その後、直線に入るとオジュウチョウサンはアップトゥデイトを離す一方。結局2.4秒の大差をつけてオジュウチョウサンの圧勝に終わりました。勝ちタイムはアップトゥデイトのレコードを3.6秒更新する4.43.0。

勝ちタイムも2着との着差も、前2年を大きく上回るもので、年を取るにしたがってどんどん強くなっており、まさに異次元の強さでした。
そして個人的にとても印象的だったのが、石神騎手の自信に満ちた落ち着いたレースぶりでした。失礼ながら大レースに人気を背負って乗る機会は、リーディング上位の騎手に比べると圧倒的に少ないと思うのですが、オジュウチョウサンに乗る時の石神騎手のレースぶりは、一流騎手も顔負けの自信がみなぎった姿に見えるのです。
一流馬が一流騎手を作るということなのかもしれません。

今日のレースを見ると、まだまだオジュウチョウサンの連勝は伸びていきそうです。どこまで強くなるのか、とても楽しみです。

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