混戦の有馬記念好走の条件とは

今年の有馬記念は、1番人気のゴールドシップの単勝が4.1倍と混戦でした。秋のG1を3勝した2000年のテイエムオペラオーや2004年のゼンノロブロイのような抜けた力の持ち主がいる場合と違って、混戦のときは近走の実績よりも、いかに疲れのないフレッシュな状態で臨めるかの方が大事なような気がします。そこで少し調べてみました。

過去10年の連対馬20頭について有馬記念が9月以降で何走目かを見てみると、2走目が2頭、3走目が13頭、4走目が5頭、1走目と5走目以上は無しという状況でした。そして4走目の5頭をさらに見てみると、そのうちG1を3走が3頭、2走が1頭、1走が1頭。よくある天皇賞(秋)-JC-有馬記念というG1を3走して連対したのは、なんと2008年2着のアドマイヤモナークただ1頭でした。(ちなみにG1を3走したほかの2頭は、秋華賞-エリザベス女王杯から来た2007年2着のダイワスカーレットと、凱旋門賞-JCから来た2010年1着のヴィクトワールピサ)
そしてご存知のようにアドマイヤモナークは、天皇賞(秋)12着、JC12着と2走とも大敗しており、その意味ではあまり負担が重くなかったともいえます。もっともこの成績でなぜ2着にきたのか、今もって不思議ですが。

こうして見てみると、有馬記念で連対するためには、秋3走目が理想であり、4走目の場合は負担が重くないローテーション(もっとも何が重くないかは馬によって違いますが)であることが必須であることがわかります。これを当てはめると、ラブリーデイは買ってはいけない馬だったわけです(私は本命にしてしまいましたが・・・)。同様に、回避しましたがショウナンパンドラも、出ていれば危険な人気馬になっていたと思われます。

そして今年連対したゴールドアクターとサウンズオブアースは、いずれも理想的な有馬記念が秋3走目で、あまり負担は重くなく、かつ2走内にG2連対があって実績と勢いもあるという状況でした。
もちろん他にも秋3走目の馬はいますが、G1で好走していたり、逆にG1で大敗続きだったり、よい加減だったのは実はこの2頭だけだったりします。

来年もこれがそのまま通用するかはもちろんわかりませんが、覚えておいて損はしないかもしれません。

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